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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】文化財演習Ⅰ（美術史）

科目番号	00041	担当教員名	濱田　宣	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	通年	対象年次	3年

授業概要
〔授業概要〕先人たちが築き上げ連綿と守り伝えてきた文化遺産である文化財は、わが国の歴史・文化を語る上で欠くことのできない貴重な資料である。本演習では、数ある文化財の中から仏教美術(仏像・仏画等)を中心とした美術工芸品を対象として、それらを単に美術史的解明にとどめることなく、歴史的・文化的視点からの調査研究方法を習得したいと考えている。〔到達目標〕前期は、小グループごとに調査研究の進め方等について既存の研究成果を題材に学習・討議し、さらに具体的な資料の分析方法を習得する。後期は、各自が研究テーマを設定して研究を進めて発表し、最終的に研究報告をまとめる。〔備考〕研究テーマは、受講生の希望により内容設定を行う。参考のため、授業計画に過年度のテーマを記しておく。
到達目標

授業計画		授業形態
【1】	研究とは	演習
【2】	小論文「歴史を学ぶ有効性とは何か」の講読
【3】	小論文「歴史を学ぶ有効性とは何か」の討議・解説
【4】	小論文「なにをどのように読むべきか」の講読
【5】	小論文「なにをどのように読むべきか」の討議・解説
【6】	文献目録・資料（仏教美術）カードの作成
【7】	発表・討議①「平安時代前期の仏像」※発表・討議内容は学生自らのテーマ設定によるため年度ごとに異なる。
【8】	発表・討議②「平安時代後期の仏像」
【9】	発表・討議③「平安時代後期の仏像成立の時代背景」
【10】	発表･討議④「鎌倉時代の仏像の特徴」
【11】	発表･討議⑤「地蔵菩薩の起源」
【12】	発表･討議⑥「地蔵菩薩研究の概要」
【13】	発表・討議⑦「平安初期の地蔵信仰の様相」
【14】	発表・討議⑧「平安後期に活躍した仏師」
【15】	発表・討議⑨「鎌倉仏の形式」
【16】	研究テーマの設定と研究論文の収集
【17】	研究史の整理
【18】	研究発表・討議①「１０世紀の仏像」
【19】	研究発表・討議②「１１世紀の仏像―和様の完成―」
【20】	研究発表・討議③「定朝様（藤原様式）とは」
【21】	発表・討議④「平安期から鎌倉期への仏像の変化」
【22】	研究発表・討議⑤「鎌倉仏の形式について」
【23】	研究発表・討議⑥「鎌倉時代の武士と仏教の関わり」
【24】	研究発表・討議⑦「弥陀五尊像から見た地蔵菩薩の位置付け」
【25】	研究発表・討議⑧「平安前～中期の地蔵菩薩の形相」
【26】	研究発表・討議⑨「平安後期の地蔵菩薩―六地蔵信仰―」
【27】	研究発表・討議⑩「鎌倉時代の地蔵菩薩」
【28】	研究発表・討議⑪「室町時代の地蔵菩薩」
【29】	研究成果のまとめ方
【30】	総括

評価方法
課題・発表・小論文
教科書

参考図書

備考

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【科目名】 文化財演習Ⅰ（美術史）

【科目名】文化財演習Ⅰ（美術史）