徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ゲノム創薬

科目番号00042担当教員名宮澤 宏単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4
授業概要
ヒトゲノム解析の結果から誕生した、ゲノム情報をもとに新たな薬をつくる ゲノム創薬科学について、基礎となる手法から最先端の現状まで概説する。ゲノムの情報を利用して、新薬のターゲット分子がどのように探索できるか、また有効で副作用の少ない新薬が創出できるかを考えていく。組換えDNA技術の概要を理解し、ゲノム創薬の概念や流れを説明できることを到達目標とし、将来のゲノム医療にも対応できる知識の習得をめざす。また、バイオテクノロジーを応用した物質が、近年バイオ医薬品として用いられるようになってきている。こうしたバイオ医薬品にはどのようなものがあるかを学び、さらにバイオ医薬品をとりまく現状と取り扱う上での問題点を理解する。そして最新の遺伝子治療、細胞治療や再生医療などの知識と問題点を理解することも目標とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ゲノム創薬とは  
【2】遺伝子工学の基礎技術 [C9(6)1-1, C9(6)2-1, C9(6)2-2, C9(6)2-3]  
【3】遺伝子機能の解析・生殖・発生工学 [C9(6)3-2, C9(6)3-3, C9(6)3-4]  
【4】ヒトゲノムの構造と多様性 [C9(2)5-1, C17(3)4-1]  
【5】ゲノム創薬の実際例(1) [C17(3)4-4]  
【6】バイオ医薬品 [C17(3)1-1, C17(3)1-2, C17(3)1-3]  
【7】バイオ医薬品各論(1)ワクチン・血液製剤 [C10(2)3-1, C10(2)3-2]  
【8】バイオ医薬品各論(2)タンパク質性医薬品  
【9】バイオ医薬品各論(3)核酸医薬品  
【10】病気の分子生物学 [C17(3)4-3, C17(3)5-1]  
【11】遺伝子治療 [C17(3)2-1]  
【12】細胞治療・再生医療 [C17(3)3-1]  
【13】バイオインフォマティクス [C17(3)4-2]  
【14】バイオ医薬品とオーダーメイド医療 [C17(3)1-1, C17(3)1-2, C17(3)1-3]  
【15】ゲノム創薬の実際例(2) [C17(3)4-4]  
評価方法
筆記試験(定期試験)、レポート、小テスト、出席などにより総合して評価する。
教科書
「医薬分子生物学」野島博著、南江堂、ISBN:4524402047
参考図書
「ゲノム医学からゲノム医療へ」中村祐輔著、羊土社、ISBN:4897064767
「ゲノム創薬」田沼靖一編、化学同人、ISBN:4759807424
備考