徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生物科学1

科目番号00048担当教員名宮澤 宏単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1
授業概要
生命現象を分子の挙動として理解することは、老化や疾病を含めたあらゆる生命現象を理解する上で基礎となる重要なことであり、近年の科学研究の成果で急速に解明されつつある。生物科学1では、生体を構成する分子の構造と性質を学び(脂質は生物科学2)、さらに生命の設計図である遺伝子が複製維持される仕組みや設計図を基に生合成されるタンパク質の構造と働きなどについて学ぶ。さらに専門性の高い医薬品の効果・副作用の発生機構の理解および創薬への医薬品設計のための必要な基礎知識として身につけるとともに、科学的に思考する力を養う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序論・アミノ酸とペプチド [C8(4)1-2, C9(1)1-1]  
【2】タンパク質(1) [C9(3)1-1, C9(3)1-2]  
【3】タンパク質(2) [C9(3)1-3, C9(3)3-3]  
【4】糖質(1) [C9(1)2-1, C9(1)2-2]  
【5】糖質(2) [C9(1)2-3]  
【6】核酸とその構成成分 [C9(2)1-2, C9(2)1-3]  
【7】遺伝子と染色体(1) [C9(2)2-1, C9(2)2-2, C9(2)2-3]  
【8】遺伝子と染色体(2) [C9(2)2-4, C9(2)2-5]  
【9】遺伝子と染色体(3) [C9(2)2-6]  
【10】DNA複製 [C9(2)4-1]  
【11】DNA複製・変異 [C9(2)4-1, C9(2)4-2]  
【12】転写 [C9(2)3-1, C9(2)3-2]  
【13】転写の調節 [C9(2)3-2, C9(2)3-3]  
【14】タンパク質合成[C9(2)3-4, C9(2)3-5]  
【15】タンパク質の翻訳後修飾 [C9(3)1-3, C3(2)2-2]  
評価方法
筆記試験(定期試験)、レポート、小テスト、出席などにより総合して評価する。
教科書
「マッキー生化学(第3版)」T. McKee, J. R. McKee著、市川厚監修、化学同人
参考図書
「NEW生化学」(第2版)堅田利明ら編集、廣川書店、ISBN:4567243420
「ヴォート生化学(第3版)(上・下)D.Voet, J.G.Voet著、東京化学同人、ISBN:4807906070, 4807906089
「分子細胞生物学 第4版」H.Lodish, A.Berkら著、野田春彦、丸山工作ら訳、東京化学同人、ISBN:4807906151
備考
この教育資料は2年前期生物科学2でも用いる。