徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】運動学Ⅱ

科目番号	00052	担当教員名	岡崎　大資	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
【授業概要】（１）運動学Ⅰで触れなかった手指の機能解剖を学習する。（２）神経組織と運動・動作との関連について学ぶ。（３）基本動作、歩行動作、動作分析についての学習を進め、運動学実習と関連させる。【到達目標】（１）手指の運動を機能－構造的視点で説明できる。（２）感覚の運動における役割を説明できる。（３）神経組織の運動に関する役割を説明できる（４）基本動作の見方，正常歩行動作性と安定性の要素で分類できる。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	手関節の形態と機能　指の形態と機能	講義及び演習とする。
【2】	手指の筋の働き手の役割
【3】	中枢神経の構造（１）(手関節クイズ)
【4】	中枢神経の構造（２）
【5】	姿勢反射と立ち直り反応、姿勢保持と平衡反応、随意運動
【6】	足関節の戦略と股関節の戦略、固有感覚、前庭覚
【7】	正常な姿勢、寝返り、起きあがり、立位動作（中枢神経・姿勢保持クイズ）
【8】	正常な姿勢、寝返り、起きあがり、立位動作（演習）
【9】	歩行決定要因、歩行周期、歩行の相、筋活動、力学的分析（正常動作クイズ）
【10】	足関節と股関節の戦略、固有感覚、前庭覚外乱の体験
【11】	足関節と股関節の戦略、固有感覚、前庭覚外乱の体験（演習）
【12】	観察による基本動作分析法（歩行クイズ）
【13】	観察による基本動作分析法（演習１）
【14】	観察による基本動作分析法（演習２）
【15】	運動学習のプロセスとパフォーマンスの変化

評価方法
平常点（10点）、クイズ（40点：各10点）、定期試験（50点）にて総合評価とする。平常点は出席状況と演習への参加状況にて加点する。クイズ・定期試験ともに事前に指定した範囲から出題する。
教科書
「基礎運動学第６版」中村隆一・他（医師薬出版）
参考図書
「カパンジー　機能解剖学Ⅰ，Ⅱ，Ⅲ」Kapandji LA 著塩田悦仁訳（医歯薬出版）

備考
２年次前期までに学習した解剖学・生理学・運動学Ⅰなどの知識を動員し、主に人の姿勢・動作について講義する。このため受講前には基礎知識の整理が必要である。また、各回のクイズは成績評価に直結するので講義内容全体の十分な復習が必要である。