徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機薬化学実習

科目番号00054担当教員名浅川 義範単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
【授業概要】有機化学反応,単離精製および機器分析による化合物の構造決定等,有機化学の基本的なことを実施できるようにする.
【到達目標】1.簡単なクロマトグラフィーが実施でき,有機溶媒および官能基について説明できる.2.有機化合物の液性を特定でき,それらの精製ができる.3.精製した有機化合物の融点等を測定し,純度を判断できる.4.自身が精製した有機化合物について説明ができる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】サリチル酸の再結晶ができるようになる事前講義,2人一組での実習および実習内容と機器分析に関するグループ討論 
【2】3種の化合物における薄層クロマトグラフィーができるようになる  
【3】中性,酸性,塩基性化合物の分離(抽出,結晶化)ができるようになる(1)   
【4】中性,酸性,塩基性化合物の分離(再結晶,結晶化)ができるようになる(2)   
【5】中性,酸性,塩基性化合物の分離(TLC,融点測定,再結晶)ができるようになる(3)   
【6】機器分析:液体クロマトグラフ法の概要を説明できる  
【7】機器分析:液体クロマトグラフ法による再結晶後のサリチル酸の純度測定ができるようになる  
【8】機器分析:IRの概要とメントールの測定および解析ができるようになる  
【9】機器分析:UVスペクトルの概要とアスピリン,サリチル酸などのデータ解析ができるようになる  
【10】機器分析:ガスクロマトグラフ法の概要を説明できるようになる  
【11】機器分析:NMRスペクトルの概要と酢酸エチルの測定と解解析ができるようになる  
【12】各種機器分析データの解析に関して総合的に説明できるようになる(1)  
【13】各種機器分析データの解析に関関して総合的に説明できるようになる(2)  
【14】機器分析のまとめ  
【15】実習の総まとめ  
評価方法
実習レポート,実習試験の合計,実習態度
教科書
有機化学実習書(薬品製造化学,薬化学,生薬学,薬品化学教室編)
参考図書
化学同人編集部「続実験を安全に行うために」(化学同人)
備考
浅川義範,長島史裕,伊藤卓也が実習内容の説明,実施.基本的に実習の欠席は認められない.