徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地学A

科目番号00056担当教員名久保 亨単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)

人類が,ほぼ今の様な形になった「地球」上に誕生して以来,自分たちが暮らす周囲の環境についての関心や興味は尽きることなく,今日の私たち現代人にも引き継がれている。日の出や季節,暦とか日食,地震や火山噴火,雷,台風やエルニーニョ現象,毎年標高を増やすヒマラヤ山系,さらには当たり前でありながら意外な“海水が何故塩辛いか”等々出来る限り写真やデーターを整備して提示し活きた学習の展開を試み,特に今日的課題の「南海地震」について広く資料提供をして経緯を探りたい。生活に密着した「地学」親しみやすい「地球科学」の内容の講義をする。岩石の標本はニュージーランドの現地採集のものを観察内容に加えている。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテ-ション、地学・地球科学について  
【2】地球その誕生、構成物質と地殻・マントル、マグマ、パンゲア大陸  
【3】海洋地殻の構成とプレ-トテクトニクス、プルームテクトニクス  
【4】火成岩と火成作用、結晶作用とその分類  
【5】堆積岩と堆積作用、地層と続成作用  
【6】変成岩と変成作用、接触と動力変成作用  
【7】太陽系、季節、宇宙太陽月星の年周・日周の変化  
【8】地球の構造、地球定数と潮汐力、層状構造  
【9】火山と地震、地震波と震源、活断層と群発地震、南海地震、マグニチュード  
【10】造山論の変遷と大陸移動、インド亜大陸とヒマラヤ山脈、スマトラ沖地震(インド洋大津波)  
【11】地表の変化、風化作用、流水の作用と氷河  
【12】堆積環境と地層・岩相、古生物と化石、地下資源  
【13】地質構造,褶曲・断層 隆起・沈降昔と今  
【14】天気とその変化、気圏と天気、天気予報、観天望気  
【15】地球科学・地学のまとめ、反省、評価天体ショウ、台風、地震、雷等発生時には、その都度情報解説  
評価方法
一斉ペ-パ-テスト
教科書
「現代地球科学入門」学校図書版、「日本の地震防災ー活断層」文部科学省編
参考図書
「理科年表(2007)」国立天文台、「地震の発生メカニズムを探る」文部科学省編
備考