徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会学B

科目番号00062担当教員名櫻井 進単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次2年・編3年
授業概要
福祉を学ぶ人を主たる対象とし、「ソーシャルワーカーにとって必要な社会学とは何か」「社会学は、ソーシャルワークにどのような貢献が可能なのか」という問題を検討することが、本講義の目的であり到達目標です。授業は、社会学の学習領域のうちから、「ゆらぐ社会と個人」と「場−家族・地域・職場−の変容」と「社会学の現代的課題」といういう三つの大きな柱をたて、学習を進めます。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに  
【2】階層と社会類型:社会移動、SSM調査、中流意識、ホワイトのオーガニゼーション・マン  
【3】組織と官僚制:ホワイトカラー、ホーソン調査、官僚制、ウェーバー、支配の諸類型  
【4】ネットワーキング:ネットワーキング、NGO、NPO  
【5】社会変動:産業化=近代化、合理性、世俗内禁欲、社会的結合の諸変容、リスク社会、再帰的近代化  
【6】家族の変容(1):生殖家族と定位家族、核家族化、マードック、パーソンズ、バージェス  
【7】家族の変容(2):家族の機能、近代家族化  
【8】家族の変容(3):離婚、晩婚化、非婚化、少子化、エンプティ・ネスト  
【9】地域社会の変容(1):村落と都市、向都離村、過密と過疎、都市化の四段階  
【10】地域社会の変容(2):シカゴ学派の都市社会学、町内会・自治会、有賀喜左衛門、鈴木榮太郎、磯村英一  
【11】職場の変容と生き方の良し悪し:職業、産業構造、QOL、ライフサイクル、ライフコース  
【12】社会学的想像力(1):成立期の社会学、社会学の巨匠たち  
【13】社会学的想像力(2):時代診断としての社会学、アメリカ社会学の展開、現代社会学の潮流  
【14】社会問題化する社会(1):社会病理、社会解体、逸脱、マートン  
【15】社会問題化する社会(2):ラベリング論、スティグマ、アディクション、医療化  
評価方法
学期末の試験点及び出席状況などを総合的に勘案して評価します。
教科書
小林修一編著、『社会学』〔社会福祉選書15〕(建帛社)(授業の指針です。受講者は必ず購入してください)。
参考図書
備考