徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬学実習1(A)

科目番号00074担当教員名代田 修単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2
授業概要
【授業概要】漢方薬(漢方処方)を構成する生薬の外部形態、内部形態、並びに薬用植物の形態を観察することで生薬・薬用植物鑑定の基礎を養う。また、日本薬局方収載生薬の確認試験、純度試験、定量試験について実際に行って知識を習得する。さらに、生薬からの成分の分離・精製を通じてクロマトグラフ法の原理・手法を学ぶ。そして、実際の漢方処方湯剤・軟膏剤の調製を体験する。まとめとして、漢方方剤未知検体についてその構成生薬の鑑別を行う。
【到達目標】日本薬局方生薬関連部分についての知識を習得すると共に、生薬、漢方薬、薬用植物および天然物化学における基礎的技能を修得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本薬局方生薬総則及び生薬試験法直前講義、器具配付・点検、注意[C7(1)6-1]実習講義と実験・実習  
【2】生薬の外部形態の観察、粉末生薬の鏡検1 [C7(1)2-1,4(技能)]  
【3】生薬の外部形態の観察、粉末生薬の鏡検2 [C7(1)2-1,4(技能)]  
【4】生薬の確認試験1 [C2(2)5-3(知識・技能)、C7(1)6-3(技能)]  
【5】生薬の確認試験2 [C2(2)5-3(知識・技能)、C7(1)6-3(技能)]  
【6】生薬から指標成分の分離精製1 [C7(2)2-1(技能)]  
【7】生薬から指標成分の分離精製2 [C7(2)2-1(技能)]  
【8】生薬の純度試験 [C7(1)6-4(技能)、C2(2)5-3(知識・技能)]  
【9】生薬の成分定量 [C2(3)3-3(技能)]  
【10】定量解析、精油定量 [C7(1)6-1]  
【11】薬用植物園見学 [C7(1)2-1,4(技能)]  
【12】繁用漢方薬の体験 [C7(3)1-7]  
【13】未知検体の鑑別1 [C7(1)6-2(技能)]  
【14】未知検体の鑑別2 [C7(1)6-2(技能)]  
【15】器具点検・回収、総評 [C5(2)5-3(技能・態度)]  
評価方法
出席状況・単独もしくは少人数グループで行う各実験への取り組み態度・各実験操作での技術習得状況(20%)、項目毎のレポート(30%)、筆記試験(50%)により評価する。
教科書
「薬学実習1A実習書」、生薬・天然物化学講座 編
参考図書
「第16改正日本薬局方解説書」、日本薬局方解説書編集委員会 編、廣川書店、ISBN: 4-567-01522-6
備考
遅刻することなく、実習開始時間の5分前には実習室に来ておくこと。
実習室内では常に白衣を着用し、無用な荷物は持ち込まないこと(携帯等の所持は不可)。
平成21年度以前の入学生は必修科目
レポートは指定した提出期日を必ず守ること。
教員は、生薬・天然物化学講座の関田、代田、岡田、安元の4名が担当する。