徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生物実習

科目番号00076担当教員名北村 美一郎単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2
授業概要
【授業概要】生化学・生理実験の基礎知識やレポート作成法について学習する。
【到達目標】モル濃度の計算や緩衝液の理論などから溶液の基本的性質を理解し、実際の生理食塩水の調製を行うことで、種々の実験器具・測定装置の用途や使用法を学ぶ。また、モデル細胞を用いた実験と講義から、細胞膜の性質を理解する。さらに、酵素反応速度論に関する演習を通じて、数値データの取り扱い、客観的な図表の作成、論理的な文章(レポート)作成について学ぶ。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】緩衝液の理論1:自由エネルギーと平衡定数の温度依存性、溶液の束一的性質[C1(2)3-8,C1(3)1-5]講義・実習・演習 
【2】緩衝液の理論2:酸・塩基平衡[C2(1)1-1]  
【3】緩衝液の理論3:緩衝作用[C2(1)1-4,6]  
【4】生理食塩水の調製1:pHの計算・測定[C2(1)1-2,3]  
【5】生理食塩水の調製2:緩衝液の特徴・調整法[C2(1)1-5]  
【6】細胞膜の理論1:神経系の興奮と伝導[C8(3)1-1]  
【7】細胞膜の理論2:シナプス伝達[C8(3)1-2]  
【8】細胞膜の理論3:細胞内情報伝達[C9(5)5-1]  
【9】細胞の物理化学的性質1:顕微鏡の使用法、細胞・組織の観察[C8(2)1-3]  
【10】細胞の物理化学的性質2:電気生理実験[F(5)8-2]  
【11】酵素反応速度論1:酵素反応、拮抗阻害と非拮抗阻害の機構[C1(4)1-10]  
【12】酵素反応速度論2:酵素反応速度論、酵素活性調節機構[C9(3)2-4,5]  
【13】酵素反応速度論・演習1:酵素反応の特性[C9(3)2-1]  
【14】酵素反応速度論・演習2:酵素反応の分類[C9(3)2-2]  
【15】一般的なレポートの書き方:レポート作成法[F(3)1-1]  
【16】総括:まとめ  
評価方法
課題レポート・確認テストによる技能到達度(60%)、受講態度(40%)により総合的に評価する。
教科書
「生物実習・実習書」、機能生物学講座・生物物理学講座 編
参考図書
備考
・グループ分けなどについて掲示板・学生ポータルサイトで連絡するので、実習開始までに確認しておくこと。
・事前に実習書をよく読んで、当日の内容・手順・持ち物・服装などを十分確認しておくこと。
・積極的に実習・演習に参加すること。
・携帯電話はマナーモードに設定し、机の上に置いたり服のポケットなどには入れず、カバンの中にしまうこと。
・実習室での飲食は禁止する。
担当者 機能生物学講座、生物物理学講座