徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    法学A

科目番号00082担当教員名櫻井 進単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
現代社会で生活をしている人たちは、対等・平等が原則であることから、自分の意見はお互いに主張しあって調和点を見つけ出すことができます。しかし、福祉の専門家を志す人々が触れ合う人たちは、そのような人たちばかりではありません。だからこそ、相手の立場に立って考えることのできる鋭い人権感覚を身につける必要があります。それが、本授業の目的であり到達目標です。授業は、戦後社会の「人権宣言」と言われる日本国憲法の人権編・統治編を学習します。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに  
【2】法学の基礎:法と道徳、法源、法の分類、法の効力  
【3】日本国憲法の基本原理(1):憲法と立憲主義、憲法の意味・分類・特質、日本憲法史(明治憲法と日本国憲法の成立)  
【4】日本国憲法の基本原理(2):国民主権、基本的人権の象徴、平和主義、象徴天皇制  
【5】基本的人権総論:基本的人権の原理、基本的人権の制約、国民の基本的義務  
【6】基本的人権各論(1):幸福追求権、法の下の平等、人権確保のための基本権、内心の自由  
【7】基本的人権各論(2):表現の自由、人身の自由、経済的自由  
【8】基本的人権各論(3):受益権、社会権  
【9】国会(1):国会の地位と構成、選挙制度、国会議員の地位と特権  
【10】国会(2):国会の活動、国会の権能、議院の権能  
【11】内閣:行政権と内閣の地位、内閣の組織・権能  
【12】裁判所:司法権、裁判所、違憲審査制  
【13】財政:財政立憲主義、租税法律主義、予算、決算  
【14】地方自治:地方自治の意義、地方自治の本旨、地方公共団体、条例制定権  
【15】まとめ  
評価方法
学期末の試験点及び出席状況などを総合的に勘案して評価します。
教科書
『権利擁護と成年後見制度』〔新・社会福祉士要請講座〕(中央法規出版)(授業の指針となります。受講者は必ず購入してください)。
参考図書
『学習六法』(日本評論社)(条文を参照することは、実定法を学ぶ際の基本です。受講者は必ず購入してください)。
備考