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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00084 | 担当教員名 | 青木 毅 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 現代人が古文献を読む場合、活字化されたテキストに依ることが多い。しかしそのテキストは、漢字を当てたり、句読点を打ったり、会話のかぎ括弧を付けたりと、さまざまな加工がほどこされていることから、校訂者の解釈というフィルターを通して本文を読むことになる。この演習では、古文献(写本)を影印本(写真版)によって読み、原資料の表記に基づいて内容を解釈していく。当時の文字(いわゆるくずし字)を読むという作業を通して、当時の人が本文を解釈したその過程を追体験してもらいたい。 |
| 到達目標 |
| 本年度は『方丈記』を取り上げるが、鎌倉時代の漢字交じりの片仮名文を、活字本なしでもある程度読めるようになることを目指す。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | ガイダンス─演習の進め方─ | 講義 | 配付プリント（テキスト）のファイル化 |
| 【2】 | 片仮名の字体について（１） | 講義と練習問題 | 授業内容に関わる自宅作業 |
| 【3】 | 片仮名の字体について（２） | 講義と練習問題 | 授業内容に関わる自宅作業 |
| 【4】 | 写本（影印本）の解読─「行く河の流れは絶えずして」（１） | 教員による演習の実践 | 各自、演習（発表）の準備の開始 |
| 【5】 | 写本（影印本）の解読─「行く河の流れは絶えずして」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【6】 | 写本（影印本）の解読─「予ものの心を知れりしより」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【7】 | 写本（影印本）の解読─「予ものの心を知れりしより」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【8】 | 写本（影印本）の解読─「また治承四年卯月のころ」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【9】 | 写本（影印本）の解読─「また治承四年卯月のころ」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【10】 | 写本（影印本）の解読─「また治承四年水無月のころ」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【11】 | 写本（影印本）の解読─「また治承四年水無月のころ」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【12】 | 写本（影印本）の解読─「また養和のころとか」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【13】 | 写本（影印本）の解読─「また養和のころとか」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【14】 | 写本（影印本）の解読─「また同じころかとよ」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【15】 | 写本（影印本）の解読─「また同じころかとよ」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【16】 | 漢字の字体について（１） | 講義と練習問題 | 授業内容に関わる自宅作業 |
| 【17】 | 漢字の字体について(２) | 講義と練習問題 | 授業内容に関わる自宅作業 |
| 【18】 | 写本（影印本）の解読─「すべて世の中のありにくく」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【19】 | 写本（影印本）の解読─「すべて世の中のありにくく」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【20】 | 写本（影印本）の解読─「わが身父方の祖母の家を伝へて」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【21】 | 写本（影印本）の解読─「わが身父方の祖母の家を伝へて」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【22】 | 写本（影印本）の解読─「いま日野山の奥に跡を隠して後」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【23】 | 写本（影印本）の解読─「いま日野山の奥に跡を隠して後」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【24】 | 写本（影印本）の解読─「おほかたこの所に住み始めし時は」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【25】 | 写本（影印本）の解読─「おほかたこの所に住み始めし時は」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【26】 | 写本（影印本）の解読─「それ三界はただ心一つなり」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【27】 | 写本（影印本）の解読─「それ三界はただ心一つなり」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【28】 | 写本（影印本）の解読─「そもそも一期の月影傾きて」（１） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【29】 | 写本（影印本）の解読─「そもそも一期の月影傾きて」（２） | 学生による発表と質疑応答 | 既読箇所の内容をノートにまとめる （次回の発表者）発表の準備 |
| 【30】 | 総括 | 講義 | 期末課題 |
| 評価方法 |
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| 演習への取り組み方、期末課題による。 |
| 教科書 |
| プリントを配布する。 |
| 参考図書 |
| 適宜授業時に指示する。 |
| 備考 |
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