徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電気回路

科目番号00087担当教員名河田 淳治単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
【授業概要】

 電圧と電流,直流と交流等の概念,抵抗・コイル・コンデンサの性質について解説し,交流回路におけるインピーダンスや電圧・電流・電力の複素数表示,オームの法則・キルヒホッフの法則など電気回路の主要な公理について講義するとともに,多くの演習問題を課す.

【到達目標】

1. 電気回路の主要な概念(電位,電位差,電圧,電流,電力,直流と交流),法則(少なくともオームの法則,キルヒホッフの法則)を理解している.

2. 合成抵抗を求めることができる.

3. オームの法則やキルヒホッフの法則などを用いて,直流回路解析ができる.

4. コイル・コンデンサの特性,インピーダンスについて理解している.

5. 記号法により,RC,RL,RLC回路の交流解析ができる.

6. RC,RL,RLC回路のインピーダンス特性(フィルタ,共振),各種電力や力率について理解している.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス,電圧・電流の基本的な性質  
【2】直流と交流,電気抵抗とオームの法則,合成抵抗  
【3】電圧源と内部抵抗・最大電力,交流の表し方と実効値,電流源  
【4】抵抗・コイル・コンデンサの電圧・電流・電力  
【5】相互インダクタンスと変圧器  
【6】これまでの復習  
【7】正弦波交流回路(RL, RC, RLC回路)のインピーダンス  
【8】ベクトルと複素数,オイラーの公式,複素数の基本演算  
【9】正弦波交流回路(RL, RC, RLC回路)の複素インピーダンス,複素アドミタンス  
【10】正弦波交流電圧・電流・電力の複素表示  
【11】キルヒホッフの法則  
【12】節点解析,ループ解析,混合解析  
【13】重ね合わせの理,テブナンの定理  
【14】テレゲンの定理,補償の理,相反定理  
【15】総復習  
【16】期末試験  
評価方法
出席状況,授業態度,小テスト,提出物,期末試験
教科書
よくわかる電気回路,藤井信生,オーム社,2,400円(税別)
参考図書
電気回路の入門書
備考