徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎有機化学1

科目番号00089担当教員名原山 尚単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1
授業概要
医薬品の多くは有機化合物であり、生体もまた有機化合物である。これらの相互作用により、その作用を発現する。有機化学はこれらを理解するために根幹となる知識である。基礎有機化学1では、まず、高校で学習した化学を復習しつつ、原子の電子配置、軌道、共有結合の成り立ち、結合の極性と電気陰性度、さらに酸と塩基など有機化学の基礎となる知識を修得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】原子の電子構造1 [F(4)1-1,3]  
【2】原子の電子構造2 [F(4)1-1,3]  
【3】結合のLewisモデル [F(4)2-1、C4(1)1-1]  
【4】結合角と分子のかたち [C1(1)1-1]  
【5】極性分子と非極性分子 [F(4)1-5、C1(1)3-4]  
【6】共鳴1 [C1(1)1-4、C4(1)1-3]  
【7】共鳴2 [C1(1)1-4、C4(1)1-3]  
【8】共有結合の軌道モデル [C1(1)1-2]  
【9】官能基 [C4(3)1-1]  
【10】酸と塩基の定義、酸と塩基の強さの定量的尺度1 [F(4)3-4]  
【11】酸と塩基の定義、酸と塩基の強さの定量的尺度2[F(4)3-4]  
【12】酸塩基反応と平衡位置 [C2(1)1-1]  
【13】分子構造と酸性度 [F(4)3-4]  
【14】Lewis酸とLewis塩基1 [C4(1)1-6]  
【15】Lewis酸とLewis塩基2 [C4(1)1-6]  
評価方法
2回のテスト(合計90点満点)と、出席点(10点満点)を合計し、60点以上を合格とする。
教科書
「基本有機化学」、ブラウン・プーン著、池田正澄・奥山格監訳、廣川書店
参考図書
「現代有機化学」、ボルハルト・ショアー著、古賀憲司、野依良治、村橋俊一監訳、化学同人
「有機化学」、ブルース著、大船泰史、香月 勗、西郷和彦、富岡 清 監訳、化学同人
「初めて学ぶ大学の有機化学」、深澤義正、笛吹修治著、化学同人
「大学への橋渡し 有機化学」、宮本真敏、斉藤正治著、化学同人
備考
毎講義後、小テストの実施あるいは課題を課し、次回その解説を行なう。