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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】電子工学Ⅱ

科目番号	00092	担当教員名	大倉　良昭	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
【講義概要】臨床工学技士の扱う機器の中で，ほとんどが電気，磁気に関係するものである．電磁気的な現象を電子の振る舞いにまで踏み込まないとうまく説明できない場合がある．その代表がダイオード，トランジスタといった半導体素子である．これらを用いた基本的な電子回路の動作原理を電子工学Ⅰで習得した上に，演算増幅器の原理とその応用を学ぶ．さらに，ディジタル回路とくにコンピュータを構成する組合せ論理回路，順序論理回路を学ぶ．最後に，アナログデータをディジタルデータに変換するA-Dコンバータの働きについて学ぶ．【到達目標】演算増幅回路を用いた応用回路（インピーダンス変換，加算，減算，微分，積分）を構成でき，その性能を評価できる。A/D変換回路の動作原理を説明できる。簡単な組み合わせ論理回路を設計できる。順序論理回路の原理を理解してそのマルチバイブレータ，フリップフロップなどの実際の回路の動作を説明できる。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	電子工学Iの復習とオリエンテーション	講義と演習，授業で学んだことをどれだけ理解しているか適宜小演習を実施し，教員学生ともに確認する．
【2】	演算増幅器の動作
【3】	反転増幅器と非反転増幅器
【4】	オフセットとスルーレート
【5】	加算回路と減算回路
【6】	微分回路と積分回路
【7】	中間試験
【8】	論理演算と論理回路
【9】	論理関数と論理回路
【10】	マルチバイブレータ
【11】	フリップフロップ
【12】	演算回路とシフトレジスタ
【13】	Ａ－Ｄ変換器
【14】	Ａ－Ｄ変換器
【15】	まとめ
【16】	期末試験

評価方法
小演習と平常点　各３０点，中間試験　３０点，期末試験　４０点
教科書
臨床工学技士標準テキスト「Ⅹ．医用電子工学」の内容に準じる．さらに，別途資料を配付する．
参考図書
臨床工学講座「医用電子工学」　日本臨床工学技士教育施設協議会監修　中島章夫編集　医歯薬出版

備考