徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報科学概論

科目番号00100担当教員名河田 淳治単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
【授業概要】

 本科目では,コンピュータを構成するハードウェアを中心に,機械とのインターフェース,基本的なプログラミングについて学習する.ディジタルICやマイクロコンピュータを用いて機械を知能化するために必要となる基礎知識を修得することを目的とする.なお本科目は,電子回路と共に受講してもらいたい.

【到達目標】

1. ディジタル回路における数の表現方法と相互変換方法,基本的な論理演算について理解している.

2. ディジタル回路の種類とMIL記号,真理値表について理解している.

3. いくつかの素子を組み合わせたディジタル回路に対して,真理値表やタイミングチャートが作成できる.

4. ディジタルICに関する基本事項(用語など)を理解している.

5. マイクロコンピュータの仕組みや動作原理,プログラムが動作する仕組みについて理解している.

6. コンピュータと機械(LED,スイッチ,モータ,センサ)とのインターフェースについて理解している.

7. C言語で,入出力に関する基本的なプログラムを作成できる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス  
【2】ディジタル回路における数の表現(10進数,2進数,16進数,BCDコード)  
【3】ディジタル回路の基礎(論理レベルと電圧レベル,基本ゲート回路の種類と回路記号)  
【4】ディジタル回路の基礎(真理値表,正論理と負論理,タイミングチャート)  
【5】ディジタル回路の基礎(NANDゲート,NORゲート,Ex.ORゲート,Ex.NORゲート)  
【6】ICの基礎(TTLレベル,CMOSレベル,ノイズマージン,ファンアウト,プルアップ,プルダウン)  
【7】ディジタルICの機能(オープンコレクタ,スリーステート出力,シュミットトリガ)  
【8】マイクロコンピュータの基礎,プログラムが動作する仕組み  
【9】コンピュータと機械とのインターフェース  
【10】C言語プログラムの作成方法  
【11】C言語プログラムの文法,変数と入出力  
【12】C言語プログラミング(1)  
【13】C言語プログラミング(2)  
【14】C言語プログラミング(3)  
【15】C言語プログラミングのまとめ  
【16】定期試験  
評価方法
出席状況,授業態度,小テスト,提出物,試験
教科書
電子回路と同じ「メカトロニクスのための電子回路基礎」を使用する
参考図書
備考