徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬学実習1B

科目番号00125担当教員名富永 昌英単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2
授業概要
【授業概要】化学系薬学の有機化学と機器分析化学、および物理系薬学の分析化学における知識と技能を、実習を通して習得する。
【到達目標】近年の分析機器の多様化・高度化はめざましく、医薬品開発の領域においても様々な手法を駆使した多角的な分析が要求されつつある。本実習では、簡単な有機化合物を合成し有機分析に必須とされる各分析機器の原理と取扱や各種スペクトルデータの解析について知識を深めるほか、分子計算化学を通じて分子構造を理論的に解釈することを学ぶ。またレポート作成・プレゼンテーションに必要な各種コンピューターソフトウェアの使用法についてもここで解説する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実験上の諸注意、簡単な有機化合物の合成(1)[A(3)4-1,3, C4(3)1-1,2,5, C5(1)-12, C5(2)5-1,3]事前講義と実習・演習で行う。  
【2】簡単な有機化合物の合成(2)[C2(3)1-1, C4(3)-1, C5(2)4-1, C5(2)5-1,3]  
【3】分析サンプル調製[C2(3)1-1, C4(3)-5, C4(4)4-1, C4(4)8-1,C5(2)5-1,3]  
【4】旋光度測定[C1(1)3-6, C4(4)7-1,2, C4(4)8-1]  
【5】円二色性(CD)スペクトル[C1(1)3-5, C4(4)7-4]  
【6】赤外吸収スペクトル測定[C1(1)3-5, C4(4)4-1,2, C4(4)8-1]  
【7】紫外吸収測定による酸解離定数の決定[C1(1)3-1, C1(3)3-8, C3(1)1-6, C2(1)1-2,3,6]  
【8】酸化還元滴定[C2(2)2-1,4, C2(2)3-5, C2(2)3-7]  
【9】核磁気共鳴スペクトル測定[C1(1)3-5, C4(4)2-1,5,8, C4(4)8-1]  
【10】質量分析[C1(1)3-5, C4(4)6-1,3,7, C4(4)8-1]  
【11】X線結晶構造解析[C1(1)3-5,8, C3(1)4-1, C4(4)8-1]  
【12】コンピューターソフトウェアを用いたレポート作成[C2(2)2-1, C6(2)3-3]  
【13】分子計算化学[C4(1)2-1, C6(2)3-3]  
【14】スペクトル演習(1)[C1(1)3-5, C4(4)1-1, C4(4)8-1]  
【15】スペクトル演習(2)[C1(1)3-5, C4(4)8-1]  
評価方法
授業態度(20%)、授業態度(20%)、レポート(60%)により評価する(原則として全日程に出席のこと)。
教科書
実習指導書
参考図書
備考
実習は白衣、メガネおよび歩きやすい靴で臨むこと。
担当教員:解析化学講座(山口健太郎、瀬高 渉、川幡正俊)、有機物理化学講座(東屋功、富永昌英、片桐幸輔)