徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎科学実験B

科目番号00128担当教員名前田 淳史単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)
化学物質の定量的知見を分析化学実験の定量分析によって理解させる。重量分析の基礎と容量分析の酸ー塩基中和滴定、酸化還元滴定などにより、自然界に存在する試料中の化学物質の存在量を測定する。これらの実験を通じて、化学物質と環境問題について学習する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】定量分析実験の概要説明(ビデオ使用)、器具の配布  
【2】実験器具の使用法、実験のデモンストレーション  
【3】酸ー塩基中和滴定(炭酸ナトリウムによる塩酸溶液の標定)  
【4】酸ー塩基中和滴定(炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム混合試料の分析)  
【5】沈殿滴定(塩化ナトリウムによる硝酸銀の標定)  
【6】沈殿滴定(海水中の塩化ナトリウムの定量)  
【7】キレート滴定(硝酸亜鉛によるEDTAの標定)  
【8】キレート滴定(天然水中の全硬度とカルシウム硬度の測定)  
【9】重量分析(ルツボの恒量)  
【10】重量分析(硫酸ナトリウム中の硫酸根の定量)  
【11】重量分析(硫酸ナトリウム中の硫酸根の定量)  
【12】酸化還元滴定(シュウ酸ナトリウムによる過マンガン酸カリウム溶液の標定)  
【13】酸化還元滴定(河川水のCOD測定)  
【14】pHの測定(酸-塩基概念の学習)  
【15】期末試験  
評価方法
出席状況、レポートの提出、期末試験
教科書
テキストを配布する
参考図書
備考
この科目は前田淳史、谷川浩司の 計2名で担当する。

実験は毎回テーマが異なり、テーマごとにレポートを提出するので、欠席をすると単位が取れなくなる。化学Bの授業と一部連動しておこなうので化学Bを受講すること。