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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 00134 | 担当教員名 | 佐々木 亨 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| (授業目的・方針 等) 近世怪異小説の白眉である上田秋成の『雨月物語』を精読する。前期は巻一の「白峯」を、後期は巻三の「吉備津の釜」を題材とする。各々に秘められた伝説と伝承の世界を解き明かしつつ、秋成が創作した人間の性(さが)に迫ってゆく。 併せて古典の解釈の訓練も行う。伝説が小説に取り込まれて織りなす世界を理解する。 |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | ガイダンス | ||
| 【2】 | 古典の解釈上での留意点�� | ||
| 【3】 | 『雨月物語』について | ||
| 【4】 | 「白峯」の読解―冒頭の道行文�� | ||
| 【5】 | 「白峯」の読解―冒頭の道行文�� | ||
| 【6】 | 「白峯」の読解―院の幽霊登場 | ||
| 【7】 | 「白峯」の読解―院と西行の論争�� | ||
| 【8】 | 「白峯」の読解―院と西行の論争�� | ||
| 【9】 | 「白峯」の読解―院と西行の論争�� | ||
| 【10】 | 「白峯」の読解―院の復讐 | ||
| 【11】 | 「白峯」の読解―「志戸」はどこか | ||
| 【12】 | 「白峯」の読解―「金剛経」の意味するもの | ||
| 【13】 | 「白峯」の読解―院の表情の変化 | ||
| 【14】 | 志度の玉取伝説を巡って | ||
| 【15】 | まとめとレポートの予告 | ||
| 【16】 | 古典の解釈上での留意点�� | ||
| 【17】 | 古典の解釈上での留意点�� | ||
| 【18】 | 古典の解釈上での留意点�� | ||
| 【19】 | 「吉備津の釜」の読解―序言の典拠 | ||
| 【20】 | 「吉備津の釜」の読解―序言が意味するもの | ||
| 【21】 | 「吉備津の釜」の読解―正太郎の設定 | ||
| 【22】 | 「吉備津の釜」の読解―神主の家 | ||
| 【23】 | 「吉備津の釜」の読解―釜占いの結果 | ||
| 【24】 | 「吉備津の釜」の読解―結婚生活の破綻 | ||
| 【25】 | 「吉備津の釜」の読解―印南とは | ||
| 【26】 | 「吉備津の釜」の読解―復讐劇の描写 | ||
| 【27】 | 「吉備津の釜」の読解―髻が象徴するもの | ||
| 【28】 | 「吉備津の釜」の読解―結語の解釈 | ||
| 【29】 | 温羅伝説と吉備津神社の文化圏 | ||
| 【30】 | まとめとレポートの予告 | ||
| 評価方法 |
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| 出席回数とレポート |
| 教科書 |
| 『雨月物語(上)全訳注』 青木正次編 講談社学術文庫 1150円 |
| 参考図書 |
| その都度指示する。 |
| 備考 |
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