徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬物治療学1

科目番号00139担当教員名渡邊 正知単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次
授業概要
薬物治療ガイドラインに沿った疾病の病態および適応される薬物の薬理作用・副作用を理解する。薬物治療指針の基礎を身につけ、5年次に行われる病院・薬局における実務実習に生かしてもらいたい。
基本的な人体の構造と仕組みを学んだ機能形態学 1・2、生理学、生化学、そして人体の異常に相当する各種疾患を学んだ病態生理学 1・2、薬がどのように作用するかを理解する薬理学A・B・Cそれらすべてを十分理解した上で、「患者様一人ひとりに対してどのような薬物治療が適切か」という意識のもと、本科目を受講することが重要である。薬剤師を目指す学生にとって一番重要な教科の一つであることをよく認識すること。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】心臓・血管系の疾患1 [C14(2)2-5]  
【2】心臓・血管系の疾患2 [C14(2)2-3]  
【3】心臓・血管系の疾患3 [C14(2)2-4]  
【4】心臓・血管系の疾患4 [C14(2)2-2]  
【5】代謝系の疾患1 [C14(3)5-2]  
【6】代謝系の疾患2 [C14(3)5-1]  
【7】代謝系の疾患3 [C14(3)5-3]  
【8】代謝系の疾患4 [C14(4)5-2]  
【9】精神・神経の疾患1 [C14(4)1-4]  
【10】精神・神経の疾患2 [C14(4)1-3]  
【11】精神・神経の疾患3 [C14(4)1-2]  
【12】精神・神経の疾患4 [C14(3)6-3]  
【13】精神・神経の疾患5 [C14(3)6-4]  
【14】緩和ケアと長期療養1 [C14(4)8-1]  
【15】緩和ケアと長期療養2 [C14(4)8-2]  
評価方法
試験による評価を行い、最低到達点を越える事が必要である。
教科書
「処方がわかる医療薬理学 2008-2009」、中原保裕(著)、Gakken
「今日の治療薬 2009」、水島裕(編)、南江堂
参考図書
「薬と疾病II 薬物治療(1)」、日本薬学会(編)、東京化学同人
「疾病薬学」、百瀬弥寿徳・橋本敬太郎(編)、みみずく舎
「Pharmacotherapy」、吉田正・亀井淳三(編)、ネオメディカル
「New 薬理学」、田中千賀子・加藤隆一(編)、南江堂
備考
薬物治療学1は、以下の教員が担当する。
第1回〜第8回  渡邊正知
第9回〜第15回 伊藤康一

薬物治療学 1, 2 の講義全般を通じて、以下の到達目標も達成すること。
・代表的な疾患における薬物治療と非薬物治療の位置づけを説明できる。[ C14 (2) 1-1]
・適切な治療薬の選択について、薬効薬理、薬物動態に基づいて判断できる。[ C14 (2) 1-2]
・指定された疾患例について必要な情報を収集し、適切な薬物療法を考案することができる。[ C14 (2) 5-1, (3) 7-1, (4) 9-1]

授業を受ける前と後に、必ず教科書をよく読むことを習慣づける。そうすれば、決して難しい教科ではないことがわかり、理解が深まる。特に
受講前の準備:機能形態学 1・2,病態生理学1・2, 薬理学A・B・Cを十分復習する。
受講後の学習:講義があったその日のうちに内容をしっかりと復習し理解する。到達目標を意識し、ポイントを押さえながら理解を深めること。
わからないことをそのままにしておかないことが重要です。