徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域史研究

科目番号00157担当教員名木原 溥幸単位4単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
(授業目的・方針 等)
授業題目「近世讃岐の政治と地域社会」
日本史全体の通史を理解することは大切なことであるが、同時に今私たちが生活している地域にも古くからの歴史があり、それは「地域史」といわれる。そして通史には出てこなくても、「地域史」はその地域の歴史の流れを現在まで伝え、現実のその地域を特徴づけているといえる。「地域史」を考える一つの素材として、讃岐の近世社会を取り上げ、とくに讃岐の諸藩、生駒藩・高松藩・丸亀藩・多度津藩の藩政の動きを中心にして、近世讃岐の地域社会の独自のあり方について検討してみたい。到達目標は讃岐の近世史を例にして「地域史」の重要性を理解させることにある。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生駒藩の成立  
【2】生駒騒動  
【3】高松松平藩の成立  
【4】丸亀京極藩の成立  
【5】高松藩の宝暦改革と「享和新法」  
【6】丸亀藩の宝暦・天明期  
【7】讃岐の寛延騒動  
【8】高松藩の国産統制  
【9】丸亀藩の国産統制  
【10】高松藩の塩田開発  
【11】丸亀藩の文政八年改革  
【12】高松藩の天保改革  
【13】天保六年の砂糖統制  
【14】丸亀藩の安政改革  
【15】多度津藩と小銃隊の編成  
評価方法
筆記試験を実施するが,小テスト,レポート,出席等を加味して評価する。
教科書
『藩政にみる讃岐の近世』(木原溥幸著,美巧社,2000円)
参考図書
『江戸時代人づくり風土記・香川』(農文協,4500円)『香川県の歴史』(木原溥幸・丹羽佑一・田中健二・和田仁著,山川出版社,1900円。税別)『讃岐と金毘羅道』(木原溥幸・和田仁編,吉川弘文館,2300円・税別) 『近世の讃岐』(木原溥幸編著.美巧社2200円・税別)『地域にみる讃岐の近世』(木原溥幸、美巧社、2000円・税別)』
備考
この科目は、火・3講時と火・5講時をたして4単位である。