徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    文化人類学

科目番号00178担当教員名藤岡 克則単位4単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次2年〜
授業概要
 人類学とは「人間の科学」である。つまり、人間をめぐる諸現象を統一的に研究
する科学である。人類学は、人間ないし人類に関係するあらゆる現象を研究対象
としているから、非常に広い範囲の人間にまつわる事物が研究としてとりあげられる。
この広範な研究対象のなかから、特にライフスタイルとしての人間社会と、人間関係
という2つの主題をとりあげ、その多様性について理解を深めることが、本講義前期の目標である。 
 後期は、言語学の成果と方法をふまえつつ、言語と文化の相関性を明らかにし、ことばを通して
文化とそれをになう民族の諸問題にアプローチすることが本講義の目標である。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】人類学を学ぶということ   
【2】狩猟採集民   
【3】牧畜民   
【4】農耕民(1)   
【5】農耕民(2)   
【6】都市民(1)   
【7】都市民(2)   
【8】中間試験   
【9】男と女   
【10】大人と子供   
【11】身内とよそ者(1)   
【12】身内とよそ者(2)   
【13】贈与と交換   
【14】まつりとまつにごと   
【15】期末試験   
【16】「文化」をどうとらえるか   
【17】言語のはたらき   
【18】フィールドワークのための音声学(1)   
【19】フィールドワークのための音声学(2)   
【20】ものと名前の人類学(1)   
【21】ものと名前の人類学(2)   
【22】中間試験   
【23】言語が映し出す超自然観   
【24】言語相対論(1)   
【25】言語相対論(2)   
【26】ことばが空間を切る   
【27】ことばが身体を切る   
【28】ことばがモノを切る   
【29】まとめ   
【30】期末試験   
評価方法
講義の内容をまとめたレポートの提出(10回)50% + 中間試験25% + 期末試験25%
教科書
米山俊直ほか著『文化人類学を学ぶ人のために』世界思想社
井上京子著『もし「右」や「左」がなかったら』大修館書店
参考図書
祖父江孝男著『文化人類学入門』中公新書
備考