徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    総合科目D(ヨーロッパ文化史A)

科目番号00220担当教員名井上 勉単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年〜
授業概要
(授業概要)オーストリア出身の神智学者・人智学者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925年)の思想を学ぶ。
(到達目標)人類発展の全事象が霊的なものであり、人間の本質は霊性であり、霊性の方向に向かって進んでいく以外に進化の道はないことを理解すること。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入講義 
【2】ルドルフ・シュタイナーの生涯。神秘学(霊学)とは何か。何のために神秘学を学ぶか  
【3】人間の七重の本性。物質体・エーテル体・アストラル体・自我・霊我・生命霊・霊人  
【4】人類の七つの進化状態とそれを導く霊的諸存在(ヒエラルキア)  
【5】同2  
【6】地球進化期の七つの根幹人類。特にレムリア人(第3根幹人類)とアトランティス人(第4根幹人類)  
【7】同2  
【8】ポスト・アトランティス人類(第5根幹人類)期[紀元前7227年-紀元後7893年]の七つの文化期。アトランティス北方系(白人系)と南方系(黄人系)の特徴  
【9】同2  
【10】第5根幹人類第5文化(ゲルマン文化)期[紀元後1413-3573年]。意識魂の時代。理性中心主義、権力主義、物質文明のヨーロッパ  
【11】同2  
【12】ゲルマン文化期におけるアーリマンとアスラによる悪の作用。霊性の隠蔽。機械論的世界像、数量への還元、唯物主義  
【13】同2  
【14】霊性の復活に向けての転機である現在(3千年紀初頭)。愛と自由の時代。感性の重視。キリスト衝動。霊我の開発。第6文化期への夜明け  
【15】同2  
評価方法
数回のレポート提出による。全回提出しなければならない。
教科書
ルドルフ・シュタイナー『神秘学概論』 ちくま学芸文庫 1300円+税
参考図書
備考
超感覚的な事柄を扱うので、講義で聞いたこと、本や資料で読んだことを心にしっかり収め、イマジネーションを働かせて理解しなければならない。次週の講義のための資料をあらかじめ読み、出席時にその要旨を提出してはじめて出席扱いとなる。