徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用生物学A

科目番号00237担当教員名箕田 康一単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年〜
授業概要
新聞・テレビ・インターネットなど情報が氾濫している現代社会では、生命科学に関する怪しげな情報や似非科学も少なくない。これらの正否を自ら判断ためには、生物学の正しい知識を取得している必要がある。応用生物学Aでは、「地球上に如何にして生命が誕生し、現在の多様な生物が存在するようになったのか」、「そもそも生物とは何なのか」を細胞・分子のレベルで解説する。
到達目標
以下の全ての項目を満たすことを目標とする。
(1)生物の定義を述べることができる。
(2)生命が如何にして地球上に誕生したのかを概説することができる。
(3)進化の過程では何が起きているのかを説明することができる。
(4)原核細胞と真核細胞の違いを述べることができる。
(5)真核細胞の構造を説明する事ができる。
(6)生体分子を概説することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生物とは何か:生物と非生物の違い講義(予習)教科書 第1章を読む
【2】種とは何か:生物の多様性と分類講義(予習)教科書 第12章を読む
【3】生物の進化(1)進化論講義(予習)インターネットを利用し、「ダーウィンの進化論」を調べる
【4】生物の進化(2)分子進化講義(予習)配布プリントで予習
【5】生命の起源と化学進化講義(予習)インターネットを利用し、「コアセルベート説」「ユーリー・ミラーの実験」を調べる
【6】細胞:原核細胞と真核細胞講義(予習)教科書 第2章 を読む
【7】真核細胞の構造(1)生体膜講義(予習)教科書 第2章 を読む
【8】真核細胞の構造(2)細胞小器官講義(予習)教科書 第2章 p24〜29 を読む
【9】真核細胞の構造(3)細胞骨格講義(予習)教科書 第2章 p29〜31 を読む
【10】核酸(1)核酸の構造とDNAの複製講義(予習)教科書 第3章 p36〜40 を読む
【11】核酸(2)遺伝子の転写と翻訳講義(予習)教科書 第3章 p40〜49 を読む
【12】核酸(3)エピゲノム講義(予習)教科書 第4章を読む
【13】核酸(4)遺伝子工学講義(予習)教科書 第11章を読む
【14】タンパク質講義(予習)配布プリントで予習
【15】糖質と脂質講義(予習)配布プリントで予習
評価方法
期末の筆記試験(80%)、毎授業の終わりに行う小テスト(20%)
教科書
「文系のための生命科学 第2版」東京大学生命科学教科書編集委員会 編(羊土社)ISBN978-4-7581-2019-7
参考図書
「基礎から学ぶ 生物学・細胞生物学 第2版」和田勝 著(羊土社)ISBN978-4-7581-2018-0
「Essential 細胞生物学 原著第3版」中村桂子・松原謙一 監訳(南江堂)ISBN978-4-524-26214-4
備考
教科書の第I部を中心に学習する。同じ教科書の第II部以降を扱う応用生物学B(後期に開講)と併せて受講することが望ましい。