徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    考古資料の分析A

科目番号00240担当教員名渡部 明夫単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年〜
授業概要
[授業概要]香川県内出土の古代瓦をとおして、資料分析の方法を学ぶと共に、讃岐国の古代寺院を考える。
[到達目標]香川県内出土の古代瓦を用いて、考古資料の編年、年代比定、文様・製作技法の伝播と受容など、考古資料分析の方法を理解すると共に、考古資料を用いた歴史の復元方法を理解する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】瓦とは何か −瓦の種類と名称、歴史− 講義  
【2】7〜8世紀の讃岐の寺院と瓦   
【3】三豊市妙音寺の創建と瓦生産   
【4】藤原宮の瓦と宗吉瓦窯   
【5】妙音寺出土の山田寺系軒瓦   
【6】坂出市開法寺の創建と瓦生産   
【7】開法寺式偏行唐草文軒平瓦   
【8】讃岐国分寺の研究史   
【9】讃岐国分寺出土軒平瓦(SKH型式)の編年   
【10】讃岐国分寺出土軒平瓦(SKH型式)の年代   
【11】讃岐国分寺の建立と創建期の軒瓦   
【12】讃岐国分寺の再整備   
【13】軒瓦からみた讃岐国分尼寺の建立   
【14】讃岐国分寺・国分尼寺所用瓦の生産と拡散   
【15】平安時代の山林寺院   
評価方法
期末試験(筆記)
教科書
なし
参考図書
参考資料・関連図書については、講義中に必要に応じて紹介する。
備考
1/3以上の欠席の場合、原則として単位認定できない。また、20分以上の遅刻・早退は原則として出席と見なさない。