徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    知的所有権

科目番号00347担当教員名石井 泰弘単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
知的所有権とは技術開発などの知的創造に権利と保護を与え、その知的創造を社会に活用することを目的としたものでる。
本講座では技術開発に重要な特許権を中心に学習し、この学習を通じて、技術者を目指す者にとって必要な技術開発の手法を学ぶ。
 まず、知的所有権全般について学習し、次に、技術開発が特許として成立するための要件、表現方法について学び、更に技術情報の調査、 分析およびその活用方法、国内、外国特許の取得などについて学習する。
到達目標
 特許を中心とする知的所有権は技術者としての必須知識であり、知的所有権を意識した技術開発技法、特許取得手法の学習を通じて、技術者としての実務的な知識を習得することを到達目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】知的所有権とは    講義 予習:テキスト3〜5pを熟読
【2】各種知的所有権    講義 ビデオ鑑賞予習:テキスト139〜158pを熟読
【3】特許制度の目的    講義 ビデオ鑑賞予習:テキスト6pを熟読
【4】特許になる発明要件   講義予習:テキスト7〜15pを熟読
【5】発明の種類と表現方法    講義予習:テキスト16〜18pを熟読
【6】特許公報の見方    講義復習:特許公報の構成を理解
【7】技術情報の活用   講義 ビデオ鑑賞予習:テキスト95〜98pを熟読
【8】技術情報の検索1    パソコンによる技術情報検索復習:特許電子図書館ガイドブックを熟読し、キーワードによる検索を習得
【9】技術情報の検索2    パソコンによる技術情報検索復習:特許電子図書館ガイドブックを熟読し、分類記号による検索を習得
【10】技術情報の分析    講義復習:技術情報の分析手法を理解
【11】特許出願書類    講義予習:テキスト197〜207pを熟読
【12】特許出願から特許取得までの流れ    講義予習:テキスト24〜44pを熟読
【13】外国での特許取得    講義予習:テキスト45〜50pを熟読
【14】特許以外の産業財産権    講義 ビデオ鑑賞予習:テキスト51〜94pを熟読
【15】産業財産権の活用講義課題に対するレポートを提出
評価方法
レポートと平常点により評価
教科書
1.特許庁電子テキスト「知的財産制度入門」特許庁ホームページより入手 無償 
2.特許庁特許ワークブック「書いてみよう特許明細書、出してみよう特許出願」 無償
参考図書
1.理工系学生向けの知的財産権制度講座 特許庁ホームページ  無償
備考
授業はテキストにそって進めるので、テキストによる予習を十分に行う事。
特許ワークブックには、演習問題が掲載されているので、より詳しく学習する者は、復習に活用。