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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10019 | 担当教員名 | 二宮 昌樹 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 4年 |
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| 授業概要 |
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| 患者の示す様々な訴えや身体所見から、病態を把握し、疾患を想定することは、的確な受診勧奨あるいはセルフメディケーションを支援する上で重要である。本科目では、各症候から疾患を想定するために必要な情報収集及び具体的な対応のしかたについて学習する。 |
| 到達目標 |
| 症候・病態について、生じる原因とそれらを伴う代表的な疾患を挙げ、患者情報をもとに疾患を推測できる。（知識・理解・態度・関心・意欲・技能・表現） 疾患・症候に対して受診勧奨、セルフメディケーションの適切な対応ができる。（思考・判断） |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | セルフメディケーション概説 E2(9)1 | 講義（一斉講義） 二宮 遠隔 | 教科書精読（60分） |
| 【2】 | 発熱の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討） 多田羅MD 対面 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【3】 | 頭痛の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TB（症例検討）L 多田羅MD 対面 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【4】 | 発疹・浮腫の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討） 岡田 遠隔 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【5】 | 嚥下困難・嚥下障害の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討） 池田 遠隔 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【6】 | 腹痛・下痢・便秘の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討）飯原 遠隔 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【7】 | 動悸・心悸亢進の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討） 中妻 遠隔 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【8】 | 咳・痰・呼吸困難の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討）多田羅MD 対面 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【9】 | 記憶障害･めまい･腰痛の症候を示す疾患 E2(9)3,5 | TBL（症例検討）二宮 遠隔 | 予習：症候の原因、疾患（60分） |
| 【10】 | 10-12 症候確認と服薬指導：患者情報の収集と評価、服薬指導と記録 E2(9)4,8、F(2)��2,7,8、F(3)��2、F(5)��2〜4 | 講義・演習（服薬指導） 飯原 対面 | 復習：症候確認と服薬指導で注意すべき事項(2時間) |
| 【11】 | 13-15 副作用の症状 A(5)��1,2、E1(2)��1、E1(4)3、F(3)��1 | アクティブラーニング、TBL（症例検討） 飯原 対面 | 予習：「副作用診断教育プログラム（e-ラーニング）」を受講し要点をまとめて問題を解く(2時間) |
| 評価方法 |
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| 筆記試験（40%）、ポートフォリオ（40%）及び受講態度（20%）についてはルーブリック評価を行う。 |
| 教科書 |
| アルゴリズムで考える薬剤師の臨床判断-症候の鑑別からトリアージまで、木内祐二編、南山堂 ISBN：978-4-525-70291-5 |
| 参考図書 |
| 薬学生のための症候学第2版、服部豊著、慶応義塾大学出版会ISBN:978-4-7664-1928-3 セルフメディケーション、大井一弥、根本英一著南山堂 ISBN: 978-4-525-78811-7 わかりやすいセルフメディケーションとOTC医薬品の使い方改定2版、中島恵美監、Neo Medical ISBN:978-4-904634-15-8 |
| 備考 |
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| 【GoogleClassroom】 nbkdr6x 【受講心得】 TBL（Team based learning）では、予習をしてグループワークに積極的に参加する。 【オフィス・アワー】 月曜16:25-17:55薬学実習棟2階医療薬学講座まで/ 【実務経験】二宮1983-2008年香川大学病院 【備考】 以下の症候について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を説明できる。ショック、高血圧、低血圧、発熱、けいれん、意識障害・失神、チアノーゼ、脱水、全身倦怠感、 肥満・やせ、黄疸、発疹、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、浮腫、心悸亢進・動悸、胸水、胸痛、 呼吸困難、咳・痰、血痰・喀血、めまい、頭痛、運動麻痺・不随意運動・筋力低下、腹痛、悪心・ 嘔吐、嚥下困難・障害、食欲不振、下痢・便秘、吐血・下血、腹部膨満(腹水を含む)、タンパク 尿、血尿、尿量・排尿の異常、月経異常、関節痛・関節腫脹、腰背部痛、記憶障害、知覚異常(しびれを含む)・神経痛、視力障害、聴力障害。【1・9】二宮昌樹【4】岡田岳人。【5】池田博昭。【7】中妻章 2,3,8は多田羅勝義（看護学科・医師）が担当する。6、10〜15は飯原なおみが担当、13〜15「副作用の症状」は本学部開発の生涯学習用教材「副作用診断教育プログラム（e-ラーニング）」を授業前に受講して授業中は互いに教えあう「アクティブラーニング（反転・ジグソー）」に取り組む。授業は「治療薬学演習2」と並行して行うため日時は別途指示する。 【1-5・7-9】は、授業計画1項目につき2ｺﾏ連続で行なう。 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0 0 0 0.2 0 0.8 0 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。 |