徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔保健学概論 Outline of Oral Health Sciences and Dental Hygienist

科目番号10021担当教員名中野 雅徳単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次
授業概要
歯科衛生士という職種及び関連する事項についてその概要を学ぶ。口腔保健を通して人々の健康増進と幸福に貢献する医療人としての歯科衛生士の役割について理解し、この学科で学ぶ心構えを身につける。
到達目標
【知識・理解】歯科衛生士という職種についてその概要を説明できる。
【態度・意欲】口腔保健学を学び優れた歯科衛生士を目指す自らの心構えを述べることができる。
【技能(表現)】1)グループワーク内での討議に積極的に参加できる。2)プレゼンテーションができる。
【思考・判断】グループワークにおいて自分自身の考え・意見を発言できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入:歯科・歯科衛生士について、現段階で知っていることについての確認。・提示された課題に対して、各人の考えをワークシートに記述、グループに分かれ討議し、意見を集約する。(担任)・事前学習はとくに必要としない。
・歯科衛生士の仕事についてグループで集約された考えおよびフィードバックで示された内容について復習する。(30分)
【2】歯科・歯科衛生士について知っていることについての確認。(【1】、【2】は2コマ連続して授業を行う)・グループで集約した考えを模造紙に作品として仕上げ、代表者が発表し全員で討議する。(担任)・事前学習はとくに必要としない。
・歯科衛生士の仕事についてグループで集約された考えおよびフィードバックで示された内容について復習する。(30分)
【3】口腔保健学(歯科衛生学)とはどのような学問であるかについて概要を学ぶ。・講義

(中野)
・授業に備え、教科書(歯科衛生学総論)の1〜7頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したかを確認し理解しておく。(30分)
【4】口腔保健(歯科衛生)の歴史、歯科衛生士の誕生、歯科衛生士養成教育の変遷などを学ぶ。・講義
・Google Classroomによるグループテスト
(西川)
・授業に備え、教科書の8〜19頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【5】予防の概念、ICF(国際生活機能分類),EBM(科学的根拠に基づいた医療),批判的思考など口腔保健(歯科衛生)活動のために必要な理論や考え方について学ぶ。・講義

(三宅)
・授業に備え、教科書の20〜31頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【6】歯科衛生過程という概念いついて学び歯科衛生課程のプロセス、構成要素について学ぶ。・講義

(中江)
・授業に備え、教科書の32〜41頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【7】歯科衛生士法に基づく歯科衛生士業務および関連法規ならびに、歯科衛生士の役割や歯科衛生士に求められる技能について学ぶ。・講義
(十川)
・授業に備え、教科書42〜53頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【8】安全管理に関する用語の意味、リスクマネージメント、感染予防対策について学ぶ。・講義
(富岡)
・授業に備え、教科書の53〜65頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【9】医の倫理と患者の権利、自己決定権の尊重、インフォームドコンセントなど歯科衛生士が備えておかなければならない医療倫理について学ぶ。・講義

(富岡)
・授業に備え、教科書の77−92頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【10】歯科衛生士の活動の場と組織および関連する制度について学ぶ。・講義
(吉岡)
・授業に備え、教科書の77−92頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。30分)
【11】海外における歯科衛生士の現状、歯科衛生士業務の範囲、歯科衛生士教育について学ぶ。・講義
(三宅)
・授業に備え、教科書の93−97頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか否かを確かめ、未解決の事項があったらチューターや授業担当に聞いて理解しておく。(30分)
【12】・地域包括ケア・多職種連携と歯科衛生士について学ぶ。
・PBLチュートリアル授業の説明とシナリオの提示を受ける。
・講義
(中野)
・授業に備え地域包括ケア、多職種連携についてインターネット等で調べ、理解できなかったところをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。(30分)
【13】・問題解決型授業(PBL)をグループワーク(GW)で行う方法(発表までの計画、役割分担の決め方など)を学び問題抽出を行う。グループワークの役割分担を決め、前回提示されたシナリオについてグループで討議を行い、次回までにそれぞれが行っておく内容を決める。GW(吉岡・森山)・前回提示されたシナリオについて、事前学習としてネットや参考書等で調べ、予備知識をつけておく。
・各班でのそれぞれの役割に応じて次のPBL授業をスムーズに進行させるための準備をする。(30分)
【14】・プロダクツの作成方法、プレゼンテーションの準備の方法などを学ぶ。小グループ討議を行い、プロダクツ(パワーポイント又は模造紙)を完成させる。GW(西川・十川)・各班でのそれぞれの役割に応じてグループのプロダクツを完成させるための準備をする。(30分)
【15】各班のプレゼンテーションおよびディスカッションを通して、より良いプレゼンテーションとはどのようなものであるか、ディスカッションの仕方やルール、マナーについて学ぶ。 プロダクツの発表、討議、教員によるフィードバック(中野・三宅・中江)(授業評価の実施)・グループワークにおける自身の役割が適切だったかを振り返り、良かった点、改善すべき点を整理する。
・15回の授業の総括を行い、この科目で学んだことを要約して言えるようにしておく。授業評価を行う。(30分)
評価方法
グループワークの評価30点、定期試験70点。計100点
教科書
最新歯科衛生士教本 歯科衛生学総論 医歯薬出版  
随時プリントを配布
参考図書
国民衛生の動向 2019/20120,厚生統計協会
図説国民衛生の動向 2019/20120,厚生統計協会
歯科医療白書2017年版,日本歯科医師会
備考
遠隔授業のクラスコードは「u7zgsrl」です。
オフィスアワー:中野雅徳25号館9階中野研究室月〜金(16:20〜17:00)、、三宅洋一郎25号館9階三宅研究室月〜金(8:30〜9:00、13:00〜17:00) 富岡重正25号館9階富岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)、西川啓介25号館9階西川研究室、月〜金(16:20〜17:00)、吉岡昌美25号館9階吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)、中江弘美25号館9階中江研究室月〜金(16:20〜17:00)、十川悠香25号館9階十川研究室月〜金(16:20〜17:00) 森山聡美火、木(16:20〜17:00)
実務経験:中野雅徳 昭和45年〜昭和51年東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科医師 昭和51年〜昭和55年 長野県厚生連鹿教湯病院歯科医師 昭和55年〜平成28年 徳島大学病院歯科医師、 三宅洋一郎 昭和55年〜平成6年 広島大学歯学部教員 平成6年〜平成29年 徳島大学歯学部教員、富岡重正 昭和60年〜平成29年 徳島大学病院歯科医師、西川啓介 昭和60年〜平成29年 徳島大学病院歯科医師、吉岡昌美 昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師 平成4年4月~平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師、 中江弘美 平成3年〜平成5年 一般歯科診療所 平成6年〜平成8年 歯科衛生士養成校専任教員 平成8年〜平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成16年〜平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成20年〜平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員、十川悠香 平成10年〜平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成17年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士、森山聡美 平成27年〜平成30年 徳島大学病院歯科衛生士