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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】神経障害理学療法学

科目番号	10031	担当教員名	畠中　泰司	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
【授業の概要】本講義では脳血管障害及び脊髄損傷を主体とし、パーキンソン病、失調症、その他神経難病など中枢神経障害による機能障害及び活動の制限を理解し、それぞれに対する評価、運動療法、動作指導について学習する。【到達目標】神経障害による片麻痺や対麻痺、四肢麻痺のリハビリテーションにおいて、理学療法を実施する上で必要な基本的知識を学習する。また、これらの事から基本的な理学療法プログラムが説明できる。 ① 神経障害に対するリハビリテーションの流れが説明できる。 ② 神経障害による各疾患別の機能障害・活動制限が説明できる。 ③ 神経障害による機能障害、活動制限の評価項目について各疾患別に説明できる。 ④ 神経障害による麻痺の特徴が説明できる ⑤ 理学療法実施上の問題点及び機能回復を阻害する因子が説明できる。 ⑥ 基本的な理学療法プログラムが設定でき、説明できる。 ⑦ ADLを含めた活動方法が説明できる。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション；①中枢神経障害について、②医学的管理	講義と演習
【2】	脳血管障害の基本的事項；原因と治療及び障害に対する理学療法評価について
【3】	脳血管障害の理学療法Ⅰ；理学療法評価と問題点及び機能予後について
【4】	脳血管障害の理学療法Ⅱ；目標と理学療法プログラムの立案
【5】	脳血管障害の理学療法Ⅲ；急性期・回復期・維持期の理学療法
【6】	脳血管障害に対する理学療法のまとめ
【7】	脊髄損傷の基本的事項；原因・治療・機能予後について
【8】	脊髄損傷の理学療法Ⅰ；理学療法評価と問題点、理学療法プログラムの立案
【9】	脊髄損傷の理学療法Ⅱ；対麻痺の急性・回復期理学療法
【10】	脊髄損傷の理学療法Ⅲ；四肢麻痺の急性・回復期理学療法
【11】	脊髄損傷に対する理学療法のまとめ
【12】	パーキンソン病に対する理学療法；原因、障害の特徴、理学療法
【13】	失調症に対する理学療法；原因、障害の特徴、理学療法
【14】	その他の神経難病―多発性硬化症、ALS等―の理学療法
【15】	講義のまとめ

評価方法
定期試験、小テスト、出席状況、課題に対するプレゼンテーションから総合的に判断する。定期試験、小テストは事前に指定した範囲から出題する。
教科書
長澤弘　編集　「脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル」　文光堂　武田功　編集　「脊髄損傷理学療法　第2版」　医歯薬出版　奈良勲　監修　「標準理学療法学：　運動療法　各論　第3版」　医学書院
参考図書

備考