徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬理学2

科目番号10033担当教員名得丸 博史単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
薬理学とは薬物と生体との相互作用の結果生じる現象を研究する幅広い学問である。近年、遺伝子を含む分子レベルでの機序解明が進展していることから、薬理学1,2および分子薬理学1,2を一体化し2年間で系統的に学ぶことにより近年の薬理学の進捗に対応する。薬理学2では薬理学1および分子薬理学1で修得した知識を基盤にして、薬物の詳細な薬理学的解析を重点的に学ぶ。治療薬の詳細な薬理作用機序を習得することにより、臨床における医薬品の選択および適正使用の基礎を学ぶことが本授業の目的である
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬物の動態と作用機序  
【2】自律神経系及びその効果器に作用する薬物(1): 交感神経刺激薬および遮断薬  
【3】自律神経系及びその効果器に作用する薬物(2): 副交感神経刺激薬および遮断薬  
【4】体性神経系及びその効果器に作用する薬物: 局所麻酔薬及び筋弛緩薬  
【5】心臓血管系に作用する薬物(1):心不全治療薬、不整脈治療薬  
【6】心臓血管系に作用する薬物(2):狭心症治療薬、高血圧症治療薬   
【7】血液・造血器系に作用する薬物  
【8】消化器・呼吸器系に作用する薬物  
【9】中枢神経系に作用する薬物 (1)  
【10】中枢神経系に作用する薬物 (2)   
【11】腎機能と電解質代謝に作用する薬物  
【12】泌尿器系に作用する薬物・感覚器に作用する薬物  
【13】代謝系疾患治療薬・ホルモン関連疾患治療薬ほか (1)  
【14】代謝系疾患治療薬・ホルモン関連疾患治療薬ほか (2)  
【15】代謝系疾患治療薬・ホルモン関連疾患治療薬ほか (3)  
評価方法
定期試験および小試験(必要に応じて)
教科書
「パートナー薬理学」 南江堂 重信弘毅・石井邦雄 編集 ISBN;978-4-524-40223-6
「わかりやすい薬の効くプロセス」 ネオメディカル 小野寺憲治 編集 ISBN;978-4-9903263-2-6
参考図書
「機能形態学 改訂第2版」 南江堂 櫻田忍・櫻田司 編集 ISBN;4-524-40215-2
「今日の治療薬」 南江堂 水島裕 編集 
「NEW 薬理学 第4版」 南江堂 田中千賀子・加藤隆一 ISBN;4-524-22083-6
「ギャノング生理学 原書21版」 丸善  William F. Ganong 著・岡田泰伸 訳  ISBN;4-621-07378-8
備考