徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機物理化学 薬学専門研究 (Research in Physical Organic Chemistry)

科目番号10068担当教員名東屋  功単位12単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次1,2,3,4
授業概要
授業概要 及び 到達目標
【専門領域分野】医薬品開発・高度医療分野
【授業概要】
結晶中および溶液中において分子間に働く弱い相互作用について系統的に学び、これを機能性材料としての有機分子の設計に応用、新規材料の創製を行う。
【養成したい人材像と履修目標】
溶液中および結晶中における構造を解明する各種分析・測定機器の原理、測定方法を理解した上で、合成の能力を持ち、さらに得られた結果を分子デザインにフィードバックして目的とする機能に対して分子構造を最適化できる考え方と知識を持つ人材を養成する。また、この課程で遭遇する種々の問題を迅速に解決する能力のある人材を養成する。
【関連授業科目および連携】
「有機物理化学 薬学演習」:有機物理化学 演習を通して得られる知識や論理的に討論できる能力の開発と併せて、本専門研究による当該分野における研究能力の獲得を目指す。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】分子間に働く弱い相互作用を視点としたデータベースの活用(技能)本科目は研究指導を主体としている。 
【2】分子の動的挙動の解析の仕方(技能)  
【3】有機化合物合成法(技能)  
【4】分子の立体構造の決め方(技能)  
【5】X線結晶構造解析(技能)  
【6】計算化学による分子の光学特性の予測(技能)  
【7】計算化学による分子の立体の予測(技能)  
【8】光学スペクトル測定法(技能)  
評価方法
発表・討論・学会発表・英語論文作成と発表(60%)および研究態度(40%)
教科書
随時指定する。
参考図書
随時指定する。
備考
有機物理化学講座に配属される大学院生は本演習科目を取得することが必須となる。博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき1報以上の論文(英文)の学会誌等(査読付)への発表が必要となる。