徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔保健衛生学基礎実習

科目番号10105担当教員名三宅 洋一郎単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2
授業概要
口腔衛生学及び専門基礎科目で学んだ講義内容について、実習を通して更に理解を深め、臨床に密接につながる知識や技術を修得する目的で、歯型彫刻および口腔組織のスライドと標本の顕微鏡観察を行う。酵素活性測定、細菌の染色、顕微鏡観察、口腔細菌の培養、人工的プラーク形成等の実習を行う。 
到達目標
歯牙解剖学で学んだ歯の特徴を基にして、彫刻刀を用い、石膏棒から歯の形を仕上げることにより各歯牙の形態を理解する。(1-8回)
 口腔組織の顕微鏡観察について理解する。酵素活性測定法、細菌の観察法、培養法等について理解できる。(9-20回)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】歯型彫刻(1)【1-2回】ガイダンス 歯型彫刻について、歯型彫刻 上顎右側中切歯実習課題の歯型彫刻を完成し、次回までに提出する(60分)
【2】歯型彫刻(2)【3-4回】歯型彫刻 上顎右側第一小臼歯実習課題の歯型彫刻を完成し、次回までに提出する(60分)
【3】歯型彫刻(3)【5-6回】歯型彫刻 上顎右側第一大臼歯実習課題の歯型彫刻を完成し、次回までに提出する(60分)
【4】歯型彫刻(4)【7-8回】歯型彫刻 下顎右側第一大臼歯実習課題の歯型彫刻を完成し、次回までに提出する(60分)
【5】口腔組織学(1)【9-10回】歯・歯周組織の顕微鏡下もしくはバーチャルスライドの観察とスケッチ教科書の予習とスケッチと教科書を照らし合わせた復習(60分)
【6】口腔組織学(2)【11-12回】特殊粘膜・唾液腺の顕微鏡下もしくはバーチャルスライドの観察とスケッチ教科書の予習とスケッチと教科書を照らし合わせた復習(60分)
【7】生化学・微生物学(1)【13-14回】消化酵素アミラーゼの活性測定、落下細菌の採取、グラム染色法配付資料を復習する(30分)
【8】生化学・微生物学(2)【15-16回】落下細菌の計数、コロニー観察、口腔細菌の培養、細菌の顕微鏡観察配付資料を復習する(30分)
【9】生化学・微生物学(3)【17-18回】培養した口腔細菌のコロニー観察、顕微鏡観察、試験管内でのプラーク形成実験配付資料を復習する(30分)
【10】生化学・微生物学(4)【19-20回】形成したプラークの観察、実習のまとめ配付資料を復習する(30分)
評価方法
実習の課題における平均点(歯型彫刻50%、実習レポート50%)と実習態度により総合的に評価する。
教科書
配布する実習書を使用する。
参考図書
最新歯科衛生士教本 歯・口腔の構造と機能口腔解剖学・口腔組織発生学・口腔生理学 医歯薬出版 2015 
備考
この授業は、中野雅徳教授、西川啓介教授、篠原千尋准教授、森山聡美助教が1〜8回、三宅洋一郎教授、藤澤健司教授、馬場麻人先生(非常勤)が9〜12回、三宅洋一郎教授、藤澤健司教授が13〜20回を担当する。
オフィスアワー:中野雅徳、25号館9階中野研究室、月〜金16:20〜17:00)、西川啓介、25号館9階西川研究室、月〜金(16:20〜17:00)、25号館9階篠原研究室、月〜金(16:20〜17:00)、森山聡美、25号館7階実習準備室、三宅洋一郎、25号館9階三宅研究室、月〜金,時間 8:30〜9:00,16:10〜17:00,場所 三宅教授室、藤澤健司、25号館9階藤澤研究室、月〜金(16:20〜17:00)
実務経験:三宅洋一郎 1980年〜1994年 広島大学歯学部教員,1994年〜2017年 徳島大学歯学部教員
中野 雅徳 昭和45年〜昭和51年 東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科医師,昭和51年〜昭和55年 長野県厚生連鹿教湯病院歯科医師,昭和55年〜平成28年 徳島大学病院歯科医師
西川 啓介 昭和60年〜平成29年,徳島大学病院歯科医師
藤澤 健司 昭和62年〜平成30年,徳島大学病院歯科医師