徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬学実習1B

科目番号10112担当教員名関田 節子単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
漢方薬(漢方処方)を実際に学習し、それらを構成する生薬の外部形態、内部形態を観察して生薬鑑定の 基礎を養うと共に、日本薬局方収載生薬の確認試験、純度試験、定量試験を学ぶ。また、生薬からの成分の分離・精製を通じてクロマトグラフの原理、手法を理解する。さらに、漢方方剤未知検体について構成生薬の鑑別を行う。この実習を通して、日本薬局方の生薬関連部分を理解すると共に、漢方薬、生薬学、及び天然物化学に ついて理解を広める。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】繁用される漢方薬の学習  
【2】生薬の外部形態の観察、粉末生薬の鏡検  
【3】薄層クロマトグラフィー(TLC)による指標成分の確認  
【4】アルカロイド類の確認試験  
【5】フラボン類の確認試験  
【6】サポニン類の確認試験  
【7】精油定量  
【8】高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による成分定量  
【9】ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)による残留農薬純度試験  
【10】生薬の抽出、液液分配  
【11】カラムクロマトによる成分の分離、精製  
【12】未知検体の判定(鏡検)  
【13】未知検体の判定(確認試験)1  
【14】未知検体の判定(確認試験)2  
【15】試験  
評価方法
筆記試験、レポート、実習中の態度、出席状況などを総合して評価する
教科書
薬学実習1B実習書
参考図書
第15改正日本薬局方解説書(廣川書店)
備考
担当教員:関田節子、代田修、岡田岳人、安元加奈未