徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔衛生学

科目番号10121担当教員名吉岡 昌美単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
口腔の健康を保持増進させる理論と方法を理解し、口腔疾患の予防法を修得する。これらの知識と技術を生かして、個人から集団を対象としたレベルでの口腔保健管理を実践できるよう理解を深める。
到達目標
(知識)歯・口腔の構造や働きを説明できる。歯・口腔の付着物・沈着物を説明できる。齲蝕や歯周疾患の疫学的特性について説明できる。齲蝕の発生機序について説明できる。齲蝕リスクの評価および齲蝕予防法について説明できる。フッ化物による齲蝕予防法について説明できる。歯周疾患の発症機序およびリスクファクターについて説明できる。歯周疾患が全身に与える影響について説明できる。歯周疾患の予防手段と処置について説明できる。口腔領域の疾患・異常の予防について説明できる。(態度)日常生活の中でも口腔衛生に関心を持つように心がける。(技能)歯・口腔の健康を保持増進する手段を実践できる。口腔清掃が実践できる。(思考・判断)口腔衛生学で学んだ知識をもとに、ライフステージごとの口腔保健管理について考える事ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】歯・口腔の健康と予防配布資料による講義歯・口腔の健康に関して予防の段階や予防の手段について復習する(30分)
【2】歯・口腔の付着物・沈着物前回の確認試験、配布資料による講義歯・口腔の付着物・沈着物について種類や成り立ち、構成成分や性質について講義内容を復習する(30分)
【3】口腔清掃の意義・分類前回の確認試験、配布資料による講義口腔清掃の意義や分類について講義内容を復習する(30分)
【4】口腔清掃法前回の確認試験、配布資料による講義口腔清掃法について用具の種類や手技について講義内容を復習する(30分)
【5】歯科疾患の疫学前回の確認試験、配布資料による講義歯科疾患の疫学的特徴について講義内容を復習する(30分)
【6】う蝕発生機序・発生要因前回の確認試験、配布資料による講義う蝕発生機序及び発生要因について講義内容を復習する(30分)
【7】う蝕活動性・リスク・予防法前回の確認試験、配布資料による講義う蝕活動性試験、う蝕のリスクや予防法について講義内容を復習する(30分)
【8】フッ化物による齲蝕予防前回の確認試験、配布資料による講義フッ化物の性状、代謝、毒性について講義内容を復習する(30分)
【9】フッ化物による齲蝕予防前回の確認試験、配布資料による講義フッ化物応用によるう蝕予防方法について講義内容を復習する(30分)
【10】歯周疾患の発症機序・リスクファクター前回の確認試験、配布資料による講義歯周疾患の発症機序やリスクファクターについて講義内容を復習する(30分)
【11】歯周疾患が全身に与える影響、歯周疾患の予防手段と処置前回の確認試験、配布資料による講義歯周疾患が全身に与える影響や歯周疾患の予防手段と処置について講義内容を復習する(30分)
【12】その他の疾患・異常の予防前回の確認試験、配布資料による講義う蝕や歯周疾患以外の口腔疾患(口腔癌や不正咬合など)の予防について講義内容を復習する(30分)
【13】その他の疾患・異常の予防前回の確認試験、配布資料による講義う蝕や歯周疾患以外の口腔疾患(口臭症や口腔乾燥症)の予防について講義内容を復習する(30分)
【14】ライフステージごとの口腔保健管理前回の確認試験、配布資料による講義妊産婦期、乳幼児期、小児期の口腔保健について講義内容を復習する(30分)
【15】ライフステージごとの口腔保健管理前回の確認試験、配布資料による講義成人期、老年期の口腔保健について講義内容を復習する(30分)
評価方法
定期試験(筆記試験,80%)、授業態度、小テスト(20%)などの結果などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。
教科書
最新歯科衛生士教本 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み1 保健生態学 第3版 医歯薬出版 
参考図書
最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論 第1版 医歯薬出版
改訂 歯ブラシ事典 学研書院
日本におけるフッ化物製剤 (一財)口腔保健協会
備考
この授業は吉岡昌美教授が担当する。オフィスアワー:吉岡昌美、25号館吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)
実務経験:
吉岡 昌美
昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師
平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師