徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    マーケティング研究

科目番号10157担当教員名鍛冶　博之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次１・２年
授業概要
少子高齢化が進行する昨今の日本社会において、企業には商品やサービスの製造販売に際し、より緻密な戦略が求められるようになっている。また、企業は単に利益を上げること（つまり収益性の追求）だけでなく、様々な利害関係者との長期的な信用関係を構築すること（つまり社会性の追求）も同時に実現することも求められている。このような時代だからこそ、企業の商品販売の羅針盤となる「マーケティング」とは一体何かをじっくり考え、その意味や内容を理解することが求められている。本講義では、マーケティングに関する基礎理論を習得するだけでなく、テキストを批判的に読みつつ、習得した理論を活用して受講者自身でマーケティング戦略を活用できる応用力を養成することを目指す。
到達目標
この科目の目的は次の三点である。第一にマーケティングに関するテキストや補足資料を活用し、マーケティングに関する基礎知識を習得してもらう（知識定着度を確認するテストを実施予定）。第二にその知識を踏まえて、身の回りにある商品（サービスを含む）や企業活動を取り上げ、商品販売や企業活動の際に展開されるマーケティング戦略を分析する。第三に、第二を踏まえて、マーケティング戦略の課題と改善方法を主体的に検討してもらう。　
�｜亮院．沺璽吋謄�ングに関する基本知識を習得する
��態度　マーケティングの諸概念への関心を高め、意欲的に現実社会での実用例を発見する
�５伺宗．沺璽吋謄�ングの基礎理論や考え方を実際の社会現象に当てはめて考察する
�せ弭諭θ獣如．沺璽吋謄�ング理論を活用し、現実社会の課題と改善点を模索する
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】なぜ、マーケティングを学ぶのか（マーケティングを習得することの意義を理解し、今後の授業の指針を示す） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める。授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【2】マーケティングの発展史（マーケティングがどのような経緯で誕生し、企業に導入されていったのかを学ぶ） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【3】経営戦略とマーケティング（企業が策定すべき戦略のパターンと、経営戦略論の概要を学び、マーケティングとの関連を学ぶ） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【4】市場選択の模索（マーケティング戦略策定の前段階として不可欠な事業機会・事業領域・標的市場の選択方法を習得する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【5】競争環境の把握（マーケティング戦略策定の前段階として不可欠な消費者行動の分析方法や、市場競争の実状を把握する方法を習得する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【6】マーケティングの４Ｐの模索�　柔宿弊鑪�（製品戦略の意義、製品や商品の特性、製品差別化の内容と課題点を考察する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【7】マーケティングの４Ｐの模索�◆讐然弊鑪�（価格戦略の意義、価格の設定方法、具体的な価格戦略の方法と課題点を理解する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【8】マーケティングの４Ｐの模索��―プロモーション戦略（プロモーション戦略の意義、具体的なプロモーション方法と課題点について考察する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【9】マーケティングの４Ｐの模索�ぁ塾�通戦略（流通戦略の意義、具他的な流通戦略の内容と課題点を考察する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【10】サービス産業とマーケティング（サービスの基本特性を学び、サービス提供における従来のマーケティングとの差異について理解をする） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。
【11】ソーシャル・マーケティングの展開（企業の社会性を高めるために注目されるソーシャルマーケティング戦略の実態と課題を検討する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【12】関係性マーケティングの展開（マーケティングにおける利害関係者との緊密な関係が求められる背景と、その具体的手法を学ぶ） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【13】受講生による研究発表と討論�◆並�13回に引き続き、マーケティングに関する事例分析について、受講生の口頭発表をおこない、それを踏まえた討論をおこなう） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【14】受講生による研究発表と討論�　淵沺璽吋謄�ングに関する事例分析について、受講生の口頭発表をおこない、それを踏まえた討論をおこなう） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
【15】これまでの授業内容の要約と補足（改めて、マーケティングが抱える現代的課題を整理し、今後のマーケティングの在り方を模索する） 基本的に一斉講義形式で行う。テキストの輪読および発表・討論（ディスカッション）を通して、マーケティングに関する基礎力を高める授業で取り上げた箇所をもう一度読み直し、知識の定着と内容の理解を図る。常に自身の研究テーマとの接点を模索するよう心掛ける。復習に30分は費やすこと。
評価方法
口頭発表による事例研究報告30％、口頭発表の内容をまとめたレポート(事実上の期末レポートになる)30％、知識定着度を確認するテスト20％、授業への積極的参加意欲20％とし、総合的に判断します。
定期試験や随時の試験に対する解答などはフィードバックします（方法については追って授業時に連絡します）
教科書
テキストは使用しません。今年度は講義担当者がレジメを用意します。
参考図書
・和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦『マーケティング戦略』有斐閣アルマ
・井原久光『ケースで学ぶマーケティング』（ミネルヴァ書房、2011年）
・井原久光『テキスト経営学―基礎から最新の理論まで』（ミネルヴァ書房、2011年）
・梅沢昌太郎『現在商業学』（慶應義塾大学出版会、2010年）
・三谷宏治『経営戦略全史』（ディスカバー・トゥエンティワン、2014年）、など多数。必要に応じて授業中に適宜紹介する。
備考
・他の科目にも言えることだが、単なる単位取得の手段として学ぶのではなく、自身の修士論文作成に向けたヒントを探りながら受講してもらいたい。
・・単位の修得にあたっては、大学設置基準第21条に規定する学習時間を要する。
・授業の進捗状況や新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、内容が変更されることもあるのでご了承いただきたい。
・当科目のクラスコードは「ask4dvz」である。
科目ナンバーは、授業開始後に通知する。
・これまでの実務経験
�‖膾緇Χ搬膤愾躪膩弍蝶愽瑤波鷯鏘亶峪奸福崗Χ隼法彙甘�、2008年4月〜2018年3月）
��徳島県生産性向上支援訓練で講師担当（「マーケティング志向営業活動の分析と改善」担当、2018年3月19日・26日、場所：サミー美容室国府店）