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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10166 | 担当教員名 | 廣江 満郎 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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マクロ経済理論(理論モデルを利用した政策論)を利用して、わが国のマクロ経済政策の有効性に関する分析・考察を行う。本講では、とくにわが国の戦後から現在までの金融政策(運営と政策効果等)を巡る諸議論を検証することを通じて金融政策の有効性を理論的視点から講述する。 |
到達目標 |
次の3つを到達目標とする。 (1)マクロ経済理論を利用した経済政策の経済効果を理解し、 説明でlきる。 (2)政策効果の有効性を検証する上で、問題点の指摘とその解決法を説明できる。 (3)近年におけるわが国の金融政策の有効性を検証し、評価することができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 政策の有効性の検証に必要なマクロ経済理論1(経済モデルと政策) | 講義 | 事前に配布した文献資料を読んでおく(90分)。 |
【2】 | 政策の有効性の検証に必要なマクロ経済理論2(経済モデルと政策) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【3】 | 貨幣・金融と経済1(貨幣需要理論) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【4】 | 貨幣・金融と経済2(貨幣供給理論) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【5】 | 貨幣・金融と経済3(利子論) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【6】 | マクロ経済モデルと金融分析1(古典経済学対近代経済学) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【7】 | マクロ経済モデルと金融分析2(マネタリスト対ケンジアン) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【8】 | 日本の金融システムと金融政策運営1(高度成長期から1980年代後半まで) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【9】 | 日本の金融システムと金融政策運営1(1990年代から現代まで) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【10】 | マクロ経済モデルと金融政策運営1(高度成長と低成長) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【11】 | マクロ経済モデルと金融政策運営2(1990年代の長期不況) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【12】 | マクロ経済モデルと金融政策運営3(990年代末のデフレ不況期から現在まで) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【13】 | 金融政策の有効性1(伝統的金融政策) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【14】 | 金融政策の有効性2(非伝統的金融政策) | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
【15】 | 理論モデルと政策の総括 | 講義 | 事前に配布した文献資料等を読んでおく(90分)。 |
評価方法 |
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定期試験60%、レポート40% |
教科書 |
特定のテキストは使用しない。授業に際しては、事前に授業に必要な文献資料を適宜教室で配布する。 |
参考図書 |
廣江満郎(2001)『資産効果と財政金融政策』関西大学出版。 廣江満郎(1998)『金融経済と金融政策』三和書房。 八田英二・廣江満郎編(2017)『日本経済の軌跡と飛躍』晃洋書房。 徳島文理大学大学院総合政策学研究科編(2017)『総合政策学入門』晃洋書房。 |
備考 |
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本科目を履修するにあたって、マクロ経済学の基礎知識ありは前期科目「理論経済学特論」を履修していることが望まし い。なお、オフィス・アワーは水曜日6限(場所:廣江研究室 23号館9F)です。 |