徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歯科医療リスク管理学

科目番号10173担当教員名富岡 重正単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3
授業概要
医療事故のない安全な歯科医療は存在しない。医療における歯科の役割が広範囲に及ぶにつれて、歯科医師のみならず歯科衛生士に求められるリスクマネージメントは重要になる。歯科における医療事故予防対策、院内感染予防対策、さらに災害における歯科の役割について考察する。
到達目標
【知識・理解】歯科における医療事故、感染症、災害における歯科の役割について理解する。
【態度・意欲】歯科における事故事故および院内感染の予防対策、災害における歯科衛生士の貢献に関心をもつ。
【技能(表現)】歯科における医療事故、院内感染が起こりやすい状況について説明できる。
【思考・判断】歯科におけるリスクマネージメントの知識を臨床に関連づけて考察できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】リスク管理学総論講義、スライド、プリント授業内容(リスク管理学総論)の復習(60分)
【2】歯科医療事故について講義、スライド、プリントレポート課題の作成、プレゼンテーションの準備(90分)
【3】災害と歯科講義、スライド、グループワーク、プレゼンテーションレポート課題の作成、プレゼンテーションの準備(90分)
【4】歯科の感染症とその予防対策について講義、スライド、プリント予習:参考書の該当する箇所を読む。授業の復習(60分)
【5】事例から学ぶ歯科医療安全1(歯科麻酔科の立場から)講義、スライド、プリント、個人ワーク授業内容(針刺し事故)の復習(30分))
【6】事例から学ぶ歯科医療安全2(口腔外科の立場から)講義(一斉講義形式)、スライド、プリント、プレゼンテーション予習:参考書の該当する箇所を読む。授業の復習(60分)
【7】事例から学ぶ歯科医療安全3(保存科・補綴科の立場から)講義、スライド、グループワーク予習:参考書の該当する箇所を読む。授業の復習(60分)
【8】事例から学ぶ歯科医療安全4(歯科衛生士の立場から)講義スライド、個人ワーク、グループワーク予習:参考書の該当する箇所を読む。授業の復習(60分)
評価方法
定期試験(筆記試験、80%)、レポート(20%)により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。定期試験等の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等を学生ポータルサイト(グーグルクラスルーム)の「授業のお知らせ」または廊下の掲示板等でフィードバックする。
教科書
使用しません(プリントを配布)。 
参考図書
ルーティンで行う歯科医療リスクマネージメント 弘文堂 2017
災害と身元確認 ICT時代の歯科情報による個人識別 医歯薬出版 2016
歯科医療における院内感染予防対策マニュアル&研修テキスト 医歯薬出版 2017
備考
この授業は、富岡重正教授が1〜5回目、藤澤健司教授が6回目、篠原千尋准教授が7回目、中江弘美講師と十川悠香講師が8回目を担当する。
オフィスアワー:富岡重正、25号館9階富岡研究室、月~金(16:20〜17:00)
オフィスアワー:藤澤健司、25号館9階藤澤研究室、月~金(16:20〜17:00)
オフィスアワー:篠原千尋、25号館9階篠原研究室、月~金(16:20〜17:00)
オフィスアワー:中江弘美、25号館9階中江研究室、月~金(16:20〜17:00)
オフィスアワー:十川悠香、25号館9階十川研究室、月~金(16:20〜17:00)
実務経験:富岡重正 昭和60年〜平成29年 徳島大学病院歯科医師、藤澤 健司 昭和62年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、篠原千尋 平成7年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、中江弘美 平成3年〜平成5年 一般歯科診療所 平成6年〜平成8年 歯科衛生士養成校専任教員 平成8年〜平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成16年〜平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成20年〜平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員、十川悠香 平成10年〜平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成17年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士
【科目ナンバー】DHCD311L