徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用生物統計学 Applied Biostatistics

科目番号10177担当教員名市川 勤単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期集中対象年次5年6年
授業概要
【授業概要】コアカリC17(5)に関連した内容のうち、4年次で学んだ「生物統計学」を踏まえながら、その他の統計解析および応用に進む。したがって、下記の授業計画に示したように再度、データ解析に関する基本的な内容を確認しながら、薬剤疫学的な評価や母集団薬物速度論への応用概念を学ぶ。本講義は5年または6年前期に集中講義形式で行うことによる積み上げ型学習で修得する。
到達目標
【到達目標】コアカリC17(5)「生物統計の基礎」および「臨床への応用」について、1)統計学による検定の原理を説明できる。2)関連のある2群、および独立2群の差の検定について説明できる。3)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性について検定できる。4)臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート試験など)の特徴を説明できる。5)バイアスの種類をあげ、特徴を説明できる。6)バイアスを回避するためのブラインド化やランダム化計画について説明できる。7)主な多重比較検定法(分散分析、Dunnnet検定、Tukey検定など)の概要を説明できる。8)主な多変量解析法の概要について説明できる。9)薬効評価に利用されるハザード比を説明できる。10)コアカリC13(5)関連:生物学的同等性試験における検定の概要を説明できる。11)投与計画に関連して:ポピュレーションファーマコキネティクスについて説明できる。以上より、統計手法の適切な選択および評価を行えるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】コアカリC17(5):統計学による検定の原理を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習(シラバスを読み、該当するテキストの内容を読む):1時間、復習(講義中の重要な内容の復習を指示する):1時間
【2】コアカリC17(5):関連のある2群、および独立2群の差の検定について説明する。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【3】コアカリC17(5):独立2群の差の検定について説明できる。(その1)講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【4】コアカリC17(5):独立多群の差の検定について説明できる(その2)。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【5】コアカリC17(5):最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性について検定できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【6】コアカリC17(5):臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート試験など)の特徴を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【7】コアカリC17(5):バイアスの種類をあげ、特徴を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【8】コアカリC17(5):バイアスを回避するためのブラインド化やランダム化計画について説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【9】コアカリC17(5):主な多重比較検定法(分散分析、Dunnnet検定、Tukey検定など)の概要を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【10】コアカリC17(5):主な多変量解析法の概要について説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。(予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【11】コアカリC17(5):生存時間時間解析法(Kaplan-Meier曲線など)について概説できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【12】コアカリC17(5):薬効評価に利用されるハザード比を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【13】コアカリC13(5)関連:生物学的同等性試験における検定の概要を説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【14】コアカリC15(3)投与計画に関連して:ポピュレーションファーマコキネティクスについて説明できる。講義、基本的な内容の確認を問題を通して行う。予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【15】問題演習およびレポート課題説明問題演習を行い、理解すべき学習内容を概説する。演習問題について予習を1時間、復習を2時間。復習として課題レポートを作成、後日(指定日)に提出する。
評価方法
レポート(100%)
教科書
「ゼロから学ぶ医薬統計教室」(メジカルビュー社、佐藤泰憲ら著。4年次「生物統計学」教科書)、解説用のプリントを適宜に準備して配布する。
参考図書
特になし。
備考
医薬品開発・育薬コースの科目。
オフィスアワー:月曜日〜金曜日15:00-17:00 
場所:21号館4階 医療薬学(市川)研究室
実務経験(病院研修)1993年4月〜6月:徳島大学病院薬剤部、1993年7月〜11月:Huntington Memorial Hospital, Longbeach Memorial Medical Center にて実務研修留学