徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歯科麻酔学

科目番号10185担当教員名富岡 重正単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3
授業概要
歯科診療における痛みを取り除くためには麻酔は不可欠である。痛みのない安全な歯科治療をおこなうために必要な歯科麻酔学の知識を理解する。また、歯科診療における安全管理、危機管理について理解する。
到達目標
【知識・理解】全身麻酔法、精神鎮静法、局所麻酔法、救急蘇生法についての基礎知識を理解する。
【態度・意欲】歯科麻酔の医療における歯科衛生士の役割について関心をもつことができる。
【技能(表現)】バイタルサインの測定、救急時の対応について説明できる。
【思考・判断】人体の解剖学、生理学、薬理学の知識を臨床麻酔に関連づけて思考・判断できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】麻酔について、麻酔の歴史、全身の評価法、臨床検査(p174-184)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(麻酔の評価法、臨床検査)の復習(60分)
【2】麻酔に必要な知識:呼吸と循環参考書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(麻酔に必要な基礎知識)の復習(60分)
【3】バイタルサイン、モニタリング(p177-182)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(バイタルサイン、モニタリング)の復習(60分)
【4】バイタルサインの測定相互実習実習内容の復習(30分)
【5】局所麻酔法(局所麻酔薬)(p185-190)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(局所麻酔薬)の復習(60分)
【6】局所麻酔法(局所麻酔方法)(p185-190)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(局所麻酔法)の復習(60分)
【7】局所麻酔に関わる器材の取り扱い(p225-228)実習実習内容の復習(30分)
【8】歯科治療時の全身偶発症(血管迷走神経反射、過換気症候群など)(p206-209)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(全身偶発症)の復習(60分)
【9】精神鎮静法(笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法)(p194-199)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(精神鎮静法)の復習(60分)
【10】心肺蘇生法(p210-215)教科書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(心肺蘇生法)の復習(60分)
【11】高齢者と小児の麻酔参考書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(高齢者と小児の麻酔)の復習(60分)
【12】有病者の歯科治療参考書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(有病者の麻酔)の復習(60分)
【13】全身麻酔法(全身麻酔とは、全身麻酔薬)(p200-205)参考書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(全身麻酔薬)の復習(60分)
【14】全身麻酔法(全身麻酔の流れ、輸液・輸血、気管内挿管など)(p200-205)参考書に準じた講義、スライド、プリ
ント、小テスト
授業内容(全身麻酔法の流れ)の復習(60分)
【15】麻酔時における器材の取り扱い
(p226-228)
実習実習内容の復習(30分)
評価方法
定期試験(筆記試験、80%)、小テスト(20%)により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。
教科書
最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患ー口腔外科・歯科麻酔 医歯薬出版 2017
参考図書
歯科衛生士テキスト 歯科麻酔学・全身管理学 学建書院 2016
わかる!できる!歯科麻酔実践ガイド 医歯薬出版 2017
診療室・多職種協働の現場で活きる!歯科衛生士のための全身疾患ハンドブック デンタルハイジーン別冊 医歯薬出版 2015
備考
オフィスアワー:富岡重正、25号館9階富岡研究室、月〜金(16:20~17:00)
実務経験:富岡重正 昭和60年〜平成29年 徳島大学病院歯科医師