徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔疾患予防学実習�供覆�蝕予防処置）

科目番号10192担当教員名篠原　千尋単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
2年後期の口腔疾患予防学実習�気嚢圓辰心霑端遜�を発展させ、臨床実習に必要な知識・技術・態度を修得する。相互実習を中心に、患者を想定した医療面接、口腔内診査、予防処置、患者指導等を一連の流れで行うことで実践力を身に付ける。
到達目標
【知識】口腔疾患の予防について、種類、方法、使用器材、それぞれの利点・欠点を説明できる。
【態度】患者との信頼関係を確立するために歯科衛生士として望ましい態度・習慣を身に付ける。
【技能】患者から情報収集を行い、患者に応じて歯周組織検査、スケーリング、歯面研磨、ポケット洗浄を適切に実施できる。
【思考・判断】得られた情報から治療計画、指導記録を作成できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】（1・2）歯周組織検査・歯面研磨・ポケット洗浄（模型で基本操作を復習）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p144-151・186-188・202・220-230を復習し、歯周組織検査、歯面清掃、ポケット洗浄について理解が不十分な内容を学習する。（90分）
【2】（3・4）スクラッビング法を用いたブラッシング・歯周組織検査・超音波スケーリング・歯面研磨・ポケット洗浄（模型で基本操作を復習）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p209-219・274で超音波スケーリング、スクラッビング法について復習し、前回難しかった内容を学習する。（90分）
【3】（5・6）バス法を用いたブラッシング、歯周組織検査・超音波スケーリング（模型を用いた共同動作）、プロフィーコントラアングルハンドピースを用いた歯面研磨、ポケット洗浄（模型で基本操作を復習）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p274でバス法を復習し、前回難しかった内容を学習する。（90分）
【4】（7・8）歯式の記録、フォーンズ法を用いたブラッシング、歯周組織検査・エアスケーリング・サブソニックブラシシステム・口腔内の清拭（模型を用いた共同動作）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書教科書p209-222・232-233・274でエアスケーリング、サブソニックブラシシステム、イリゲーション、フォーンズ法、を復習し、前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（90分）
【5】（9・10）歯式の記録、ローリング法を用いたブラッシング、医療面接（相互実習）、歯周組織検査・超音波スケーリング・ポケット洗浄（模型で基本操作を復習）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p122-127・275で医療面接、ローリング法を復習し、前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える（90分）
【6】（11・12）歯式の記録、スティルマン法・スティルマン改良法を用いたブラッシング、口腔内診査・超音波スケーリング・歯面研磨・ポケット洗浄（相互実習）、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p275でスティルマン法・スティルマン改良法を復習し、前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（90分）
【7】（13・14）歯式の記録、医療面接、口腔内診査・プラーク染色（相互実習）、電動歯ブラシを用いたブラッシング（自験）、歯周組織検査・手用スケーリング・歯面研磨・フロッシング・口腔内の清拭（模型で基本操作を復習）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（90分）
【8】（15・16）歯式の記録、口腔内診査・歯周組織検査・手用スケーリング・歯面研磨・口腔内の清拭・フロッシング・フッ化物塗布（相互実習）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p233-241でフッ化物歯面塗布を復習し、前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（90分）
【9】（17・18）歯式の記録、チャーターズ法を用いたブラッシング、小窩裂溝填塞（模型実習）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p275・258-264でチャーターズ法、小窩裂溝填塞を復習し、前回難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（90分）
【10】（19・20）歯式の記録、総復習（模型実習）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習今までの実習で難しかった内容を学習する。歯の略称を覚える。（60分）
評価方法
、OSCE（客観的臨床能力試験）による実技試験（60％）、授業態度（20％）、小テスト・レポート（20％）などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。小テストの解答、レポート・実技試験の講評は、講義中または「授業のお知らせ」でフィードバックを行う。
教科書
最新歯科衛生士教本　歯科予防処置論・歯科保健指導論　第２版（医歯薬出版）
参考図書
最新歯科衛生士教本　歯科診療補助論　第２版（医歯薬出版）
備考
この授業は、吉岡昌美教授（2週4回共同）、篠原千尋准教授（10週20回共同）、中江弘美講師（10週20回共同）、十川悠香講師（10週20回共同）、坂本治美講師（10週20回共同）が担当する。
オフィスアワー:吉岡昌美；25号館9階吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)　篠原千尋；25号館9階篠原研究室、月〜木(16:20〜17:00)　中江弘美；25号館9階中江研究室、月〜金(16:20〜17:00)　十川悠香；25号館9階十川研究室、月〜金(16:20〜17:00)　坂本治美；25号館9階坂本研究室、月〜金(16:20〜17:00)
科目ナンバー：DHPT308P
実務経験：吉岡昌美；昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師
篠原千尋；平成7年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師
中江弘美；平成3年〜平成5年 一般歯科診療所、平成6年〜平成8年 歯科衛生士養成校専任教員、平成8年〜平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成16年〜平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成20年〜平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員
十川悠香；平成10年〜平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成17年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士
坂本治美；昭和59年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士　平成30年〜令和４年　徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員