徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ケアシステム論

科目番号10225担当教員名古川 明美単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
ケアシステムを構築する基礎概念及び医療と社会との接点で生じている問題や課題、またそれらを理解するための原理やモデルを教授する。災害や新興感染症など様々な健康危機管理対応に必要な看護活動展開技術を習得する。地域の健康危機管理に対応するケアシステムの構築について教授する。
到達目標
被災時や健康危機発生時において、いつ、どのような健康課題が想定されるのか、その対策として平常時にどのようなシステムを構築していくか、その際に求められるスキルを理解し実践できる知識・技術を習得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ケアシステムの概念と発達過程講義、予習課題:「必要な要素」とは何か
【2】ケアシステム構築に必要な要素講義とグループワーク予習課題:「健康危機管理」とは何か(医薬品)
【3】健康危機管理対応について(医薬品)講義予習課題:「食中毒」について復習
【4】健康危機管理対応について(食中毒)講義予習課題:「感染症」とは何かについて復習
【5】健康危機管理対応について(感染症)講義予習課題:「水」について
【6】健康危機管理対応について(飲料水、その他災害時)講義予習課題:「保健師活動」とは
【7】ケアシステムと保健師活動講義とグループワーク 
【8】ケアコーディネーション講義予習課題:「地域」と「医療」との関係について
【9】地域の医療体制講義予習課題:「専門職」について復習
【10】専門職と当事者・住民との協同の地域ケアシステム講義予習課題:「チームケア」と「連携」について
【11】チームケア連携(会議の企画運営)講義予習課題:「認知症」について復習
【12】認知症の人と家族との地域ケア講義予習課題:「在宅看護」について復習
【13】在宅看護の制度とシステム講義予習課題:「産業看護」について
【14】産業看護活動と産業看護師の役割講義予習課題:「ケアシステム」の必要性についてレポート
【15】まとめ「ケアシステム」の必要性についてグループワーク 
評価方法
試験、平常点、演習態度
教科書
医療制度改革と地域ケア 地域ケアシステム・シリーズ2 太田貞司編集 光生館
参考図書
標準保健師講座1巻、2巻、3巻  医学書院  健康危機状況 ナーシング・グラフィカ23 MCメディカ出版
医療安全 ナーシング・グラフィカ MCメディカ出版 産業保健・産業看護論 日本看護協会出版会
備考
資料は適宜配布します。