徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生産システム特別研究(Advanced Study on Production Systems)

科目番号10297担当教員名吉田 憲一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2,3年
授業概要
物づくりの将来を展望するために、生産システムのあるべき姿を、製品およびプロセスの不具合や破損の処理法と倫理的な問題発生の対処法、環境にやさしい社会を構築するための諸問題の提起及び生産工学の現状の例示の3つのテーマに関して講義を行う。
到達目標
[知識・理解]目まぐるしく流動する科学・技術社会において、物づくりを目指す専門家として十分な知識を付与する。
[関心・理解]機械工学・コンピュータ支援技術を駆使して、課題発見・問題解決能力を養うとともに、常に努力を尽くす。[技能・表現]技術の進歩に関心を持ち、自分の役割を認識し、人に寛容に交わり協同で物事を進めることができる。
[思考・判断]機械技術者として自分の意見を明言でき、コミュニケーション能力を具備し、国際化によく対処できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生産システム工学の講義内容を、製品や生産設備の不具合や破損を生じる「失敗学」の現状と技術者倫理の問題、環境にやさしい社会を構築するための方策および将来の生産システム工学に関する事例の紹介からなる3つのテーマについて説明する。講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【2】技術の盛衰と脈絡講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【3】失敗の伝達とそのシナリオ構成の考え方講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【4】失敗の原因とその際に生じる技術者の暗黙知と対策講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【5】失敗原因の分類講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【6】低環境負荷時代へのプロセス革新講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【7】資源生産性の視点とエコマテリアル講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【8】生産サイクル評価(Life Cycle Assessment)の考え方と必要性講義。演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【9】物質効率改善とバリアフリープロセスの構築講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【10】技術革新とリサイクルの重要性講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【11】事例1 鉄鋼リサイクル原料の不純物無害化熱延プロセス講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【12】事例2 微視組織改善を伴う回生材料の形態に依存しないプロセス講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【13】事例3 回生鉄原料の不純物利用素材化プロセス講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表yしてもらう。
【14】事例4 微細組織インプロセス制御によるマグネシウム合金の高速柔軟変形講義・演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
【15】事例5 ヘテロ組織インプロセス制御による高機能動力伝達部品のネット成型講義。演習毎回配布する英文資料をもとに発表してもらう。
評価方法
毎回の発表および課題に関するレポートによって評価する。
教科書
毎回資料を配布する。
参考図書
備考
オフィスアワー:金曜日16:30〜17:30 理工学部10号館3403室

実務経験:1975年4月〜1987年3月 経済産業省産業総合技術研究所において材料評価技術研究に従事
     1987年4月〜2013年3月 徳島大学工学部において材料力学関連の講義・研究に従事