徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品動態学 Clinical Pharmacokinetics

科目番号10300担当教員名谷野 公俊単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
患者個人にとって一番適した薬の選択と投与量の決定は個人最適化医療において最も重要なことである。そのために、医薬品動態学上の配慮とその手法の導入が不可欠である。本講義では、臨床薬物動態学の基本を学ぶと同時に、TDM(therapeutic drug monitoring)に基づく最適投与方法の設計を実践する。さらに、薬物代謝酵素や薬物トランスポーターの遺伝子解析によるテーラーメード医療の現状と将来について講義する。
到達目標
終了時に、問題解決能力や問題点に関する説明能力を養うことができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】臨床薬物動態学の基礎集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンターの臨床薬物動態学の基礎を読む。
復習:本書の問題を解く。
【2】臨床薬物動態学の応用集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンターの臨床薬物動態学の応用を読む。
復習:本書の問題を解く。
【3】TDMの概念集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【4】TDMと臨床検査集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【5】TDM解析ソフトの解説集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【6】TDM解析法集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【7】リチウムの最適な投与設計集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【8】アミノグリコシド系抗菌薬の最適な投与設計集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【9】テオフィリンの最適な投与設計集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【10】ジゴキシンの最適な投与設計集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【11】抗てんかん薬の最適な投与設計集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:ウィンドウズを用いた情報調剤の該当部分を読む。
復習:TDM解析ソフトを使いこなす。
【12】薬物代謝酵素の遺伝子解析とテーラーメード医療集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:最新の文献を調べる。
復習:将来計画を練る。
【13】薬物トランスポーターの遺伝子解析とテーラーメード医療集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:最新の文献を調べる。
復習:将来計画を練る。
【14】薬物受容体の遺伝子解析とテーラーメード医療集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:最新の文献を調べる。
復習:将来計画を練る。
【15】テーラーメード医療の将来集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて)予習:最新の文献を調べる。
復習:テーラーメードの将来計画を練る。
評価方法
課題レポートおよび平常点(80%)討論および授業態度(20%)
教科書
必要に応じて適宜プリントを配布
参考図書
改訂 ウィンターの臨床薬物動態学の基礎 Michael E. Winter 樋口 駿 監訳(じほう)
改訂 ウィンドウズを用いた情報調剤―TDMによる最適投与計画を中心に―(じほう)
備考
授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。実務経験なし。オフィスアワー: 17:00-18:00(毎日)場所:21-0801