徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    母子健康看護学特論

科目番号10318担当教員名佐原　玉恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
女性およびその家族の発達課題の解決に向けて母性における理論、概念を適応させ現象を理解する。また、健康生活上の特性や身体的・心理的・社会的問題や課題を看護学の視点を通して追求し、課題解決に向けて新たな支援の方法について考察する。
到達目標
(1)知識（理解)：母性看護学領域で活用される概念や看護理論、生命倫理を理解する。母子保健の現状から女性に必要な支援を理解する。
(2)態度（関心・意欲）：授業で得られた知識を基に提示された課題を達成するために、自ら学ぶ。文献、書籍を活用し理解に努める。
(3)技能：理論や概念を活用して対象を理解し、社会における母子または女性に関連する課題の解決にむけてプレゼンテーションができる。
(4)思考・判断：得た知識を活用して、自己の研究テーマの基盤となる理論探求にむけて考察し、看護研究に展開できる能力を修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】母子関係の理論
愛着行動		講義J.ボウルビィの愛着理論について調べてくる。（担当：佐原玉恵）
【2】母子関係の理論
愛着行動		プレゼンテーション、ディスカッションJ.ボウルビィの愛着理論についてどのように実践の場で活用できるか。（担当：佐原玉恵）
【3】母子関係の理論
分離不安		講義分離不安について調べてくる。（担当：佐原玉恵）
【4】母子関係の理論
対象喪失		講義対象喪失について調べてくる。（担当：佐原玉恵）
【5】妊娠期〜分娩期〜産褥期のケア
妊娠の受容への必要なケアと基盤になる理論		プレゼンテーション、ディスカッション母性性とは？妊娠の受容とは？
妊娠期の女性の心理とは？（担当：佐原玉恵）
【6】妊娠期〜分娩期〜産褥期のケア
分娩期の必要なケアと基盤になる理論		プレゼンテーション、ディスカッション分娩期の女性の心理とは？（担当：佐原玉恵）
【7】国際的な母子保健の現状・子育て環境講義・ディスカッション世界的な母子保健の現状・子育て環境について調べてくる（担当：森脇）
【8】我が国に母子保健の現状・子育て環境講義・ディスカッション日本の母子保健の現状・子育て環境について調べてくる（担当：森脇）
【9】ライフサイクル各期における健康問題（思春期）講義・ディスカッションLGBTについて調べてくる（担当：森脇）
【10】ライフサイクル各期における健康問題（思春期）講義・ディスカッション思春期から始まる社会的課題のデートDVの現状を調べてくる（担当：森脇）
【11】ライフサイクル各期における健康問題（成熟期）講義・ディスカッション不妊に関するトッピクス・PMDDの現状について調べてくる（担当：森脇）
【12】ライフサイクル各期のおける健康問題（更年期・老年期）講義・ディスカッションメノポーズケアについて調べてくる（担当：）森脇
【13】助産師に求められる能力と助産師教育講義・ディスカッション日本の助産師のコアコンピテンシー及び国際助産師連盟（ICM）の基本的助産業務に必須な能力について調べ、ディスカッションできるようにしておく（担当：鈴記洋子）
【14】助産師に求められる能力と助産師教育講義・ディスカッション日本の助産師教育と諸外国の教育の年限や教育課程について事前に調べ、ディスカッションできるようにしておく（担当：鈴記洋子）
【15】助産師と業務倫理講義・ディスカッションICM及び日本の倫理綱領を事前に調べ、ディスカッションできるようしておく（担当：鈴記洋子）
評価方法
レポート（50％）、プレゼンテーション（30％）、ディスカッション（20％）などから評価する。
教科書
特に指定しない
参考図書
母子関係の理論�機↓供↓掘�J.ボウルビィ、　
母と子のアタッチメント　心の安全基地　J. ボウルビィ（医歯薬出版）
母性論　ルヴァ．ルービン　（医学書院）
親のと子のきずな　クラウス、ケネル（医学書院）
看護理論家とその業績　（医学書院） 助産師の声明（日本助産師会）
備考
森脇教員、谷教員、佐原が担当する。