徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語文法概説B（Outline of Japanese Grammar B）

科目番号10325担当教員名青木　毅単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
　Ａ(前期)で学習したことをふまえて、兼好の『徒然草』を読解する。Ｂ(後期)では、作品の文脈に即してより具体的かつ総合的に古典文法を学ぶ。科目の性質上、作品の鑑賞などは最小限にとどめ、あくまで文法学習を目的として読んでいく。
到達目標
�仝電気鯑媛鬚垢訃紊派�要不可欠な文法および文献学的な知識を身につける。
��古典に描かれている社会についての関心を深める。
�Ｊ庫，涼亮韻髻�単なる知識として終わらせず、作品理解に生かせるようになる。
�じ殿綯羸い亮匆颪力斥�と現代社会の論理との相違を理解する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】『徒然草』の伝本について講義講義ノートの作成（１時間）
【2】『徒然草』の作者兼好について講義講義ノートの作成（１時間）
【3】序段「つれづれなるままに」
12段「同じ心ならん人と」（「む」の用法）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【4】25段「飛鳥川の淵瀬」（執筆時期について）教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【5】41段「五月五日,賀茂の競馬を」
59段「大事を思ひ立たん人は」（出家のすすめ）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【6】50段「応長のころ」
73段「世に語り伝ふる事」（中世と都市伝説）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【7】32段「九月二十日のころ」
104段「荒れたる宿の、人目なきに」（作者の視点）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【8】135段「資季大納言入道」
136段「くすし篤成」（中世となぞなぞ）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【9】137段「花は盛りに」(前半)　（自然観賞のしかた）教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【10】137段「花は盛りに」(後半)　（祭見物と無常）教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【11】141段「悲田院堯蓮上人は」
142段「心なしと見ゆる者も」（兼好の人物評価�　�		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【12】107段「女の物いひかけたる返事」
190段「妻といふものこそ」（兼好の女性観）		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【13】60段「真乗院に、盛親僧都とて」
184段「相模守時頼の母は」（兼好の人物評価�◆�		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【14】150段「能をつかんとする人」
167段「一道にたづさはる人」168段「年老いたる人の」　187段「よろづの道の人」（兼好の人生訓�　�		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
【15】188段「ある者、子を法師になして」
（兼好の人生訓�◆�		教科書の講読と文法事項の解説講義ノートの作成（１時間）
注釈書（参考図書）による、教科書本文の内容把握（30分）
評価方法
授業への取り組み方（40％）、筆記試験（60％）
教科書
『徒然草［校註］』（日本語文法概説Ａと同一）
参考図書
新編日本古典文学全集（小学館）、新潮日本古典集成（新潮社）等のほか、適宜授業時に提示する。
備考
オフィスアワー：金曜・３講時・研究棟615研究室（質問等を受け付けます）
本学以外の実務経験なし