徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射線安全管理学（Radiation Protection and Safety）

科目番号10375担当教員名山村　憲一郎単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
・放射線安全管理の基本である「線源管理」，「環境管理」，「個人管理」に必要な知識について説明する。
・放射線の防護方法，放射線取扱施設における遮蔽計算法等について指導する。
・地震，火災等事故発生時の対策方法と人体及び環境に与える影響等について説明する。
・放射線管理・取り扱いに係る関係法規について説明する。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：放射線防護を理解し，放射線管理・取扱いに関する関係法規の内容を理解・遵守できる知識を習得する．
��態度（関心・意欲）：放射線施設および放射線源の管理を身につけ，理解・実践できる．
�５伺宗壁集宗法О貳未僚嗣韻砲錣�りやすく放射線に関する説明ができる．
�せ弭諭θ獣如　�放射線事故が発生したとき，状況を正しく判断し事態に対応できる．
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射線安全管理の基本理念　放射線管理に関する意義と必要性講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ２〜Ｐ１２）
予習６０分　復習９０分
【2】国際放射線防護委員会の勧告　ICRP勧告と放射線防護の意味講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１６〜Ｐ２６）
予習６０分　復習９０分
【3】放射線源　天然の放射線源と人工放射線源の由来と種類講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ２８〜Ｐ４３）
予習６０分　復習９０分
【4】放射線の防護−１　放射線被ばくの基本概念（生物学的効果，職業および公衆の被ばく）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ４６〜Ｐ６３）
予習６０分　復習９０分
【5】放射線の防護−２　放射線被ばくの基本概念（生物学的効果，職業および公衆の被ばく）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ４６〜Ｐ６３）
予習６０分　復習９０分
【6】放射線取り扱い施設の管理―１　使用施設の管理（診断用X線，密封放射性同位元素），高エネルギー放射線発生講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ６６〜Ｐ９１）
予習６０分　復習９０分
【7】放射線取り扱い施設の管理―２　使用施設の管理（高エネルギー放射線発生装置，非密封放射性同位元素）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ６６〜Ｐ９１）
予習６０分　復習９０分
【8】環境の管理―１　管理区域のモニタリング（放射線測定と測定値の評価）講義　　　　　　　　　　　　　　　　授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ９６〜Ｐ１１２）
予習６０分　復習９０分
【9】環境の管理―２　管理区域のモニタリング（放射性同位元素の空気中，水中，表面濃度の測定と計算による推定）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ９６〜Ｐ１１２）
予習６０分　復習９０分
【10】個人の管理―１　物理的な管理（外部，内部被ばく線量の測定と評価）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１１６〜Ｐ１３８）
予習６０分　復習９０分
【11】個人の管理―２　医学的な管理（法律に基づく健康診断）講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１１６〜１３８）
予習６０分　復習９０分
【12】放射性廃棄物の処理　廃棄物の処理方法と現状　講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１４２〜Ｐ１５３）
予習６０分　復習９０分
【13】事故と対策　放射線事故の分類と原因講義授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１５６〜Ｐ１６４）
予習６０分　復習９０分
【14】医療被ばく　現状と対策

これまでの授業のまとめ		講義授業の復習と放射線安全管理学の内容の再確認（教科書Ｐ２〜Ｐ１７７）
予習６０分　復習９０分
【15】これまでの授業のまとめ講義教科書（Ｐ２〜Ｐ１７７）
原発事故の概要とその後の状況についての調査報告
予習６０分　復習９０分
評価方法
・期末試験と平常点で総合的に判断する。
・配分割合：期末試験80％，平常点（受講態度等)20％。
・講義内容は授業ごとにグーグルクラスルームで開示する。
教科書
・放射線技術学シリーズ　放射線安全管理学改訂3版　監修 日本放射線技術学会　（オーム）　
参考図書
・放射線関係法規概説　第１０版　川井恵一著　通商産業研究社
備考
・【オフィスアワー】木曜日　１６：３０〜１８：００（10号館理工学部研究棟3階　山村研究室）
・【科目ナンバー】ＦＡＲＳ１Ｃ２Ｌ
・授業時間外の学習時間は目安であり，各自調整してください
・【実務経験】昭和62年4月から令和3年3月まで大阪医科薬科大学附属病院にて勤務