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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10379 | 担当教員名 | 佐藤 一雄 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| ・放射線安全管理の基本である「線源管理」，「環境管理」，「個人管理」に必要な知識について説明する。 ・放射線の防護方法，放射線取扱施設における遮蔽計算法等について指導する。 ・地震，火災等事故発生時の対策方法と人体及び環境に与える影響等について説明する。 ・放射線管理・取り扱いに係る関係法規について説明する。 |
| 到達目標 |
| �｜亮院瞥�解）・放射線防護の基本的知識を理解し，放射線管理・取扱いに関する関係法規の内容を理解し遵守できる知識を習得する。 ��態度（関心・意欲）・一般の住民に放射線に関してわかりやすくる説明ができるよう日頃から心がける。 �５伺宗壁集宗法κ�射線施設および放射線源の管理ができるようになる。 �せ弭諭θ獣如 κ�射線事故が発生したとき，状況を正しく判断し事態に対応できるようになる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 放射線安全管理の基本理念：放射線管理について説明しその重要性と必要性を理解する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ２〜Ｐ１２） 予習６０分 復習９０分 |
| 【2】 | 国際放射線防護委員会の勧告：放射線防護の世界的な流れについて説明しその意味を理解する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１６〜Ｐ２６） 予習６０分 復習９０分 |
| 【3】 | 放射線源：天然の放射線源について説明しその発生起源や分布状況および人工放射線源の種類やその製法について説明する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ２８〜Ｐ４３） 予習６０分 復習９０分 |
| 【4】 | 放射線の防護の基礎知識：放射線被ばくに関する基本事項について説明し被ばく防止の意識を高める | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ４６〜Ｐ５４） 予習６０分 復習９０分 |
| 【5】 | 放射線防護の実践方法：実際に放射線を取り扱うにあたって放射線被ばく低減についての方法を説明する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ５５〜Ｐ６５） 予習６０分 復習９０分 |
| 【6】 | 診療用放射線使用施設の管理：放射線発生装置使用室の設備構造について説明しその使用と管理方法を理解する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ６６〜Ｐ７２） 予習６０分 復習９０分 |
| 【7】 | 密封放射性同位元素使用施設の管理：密封放射性同位元素使用施設の設備構造について説明しその使用と管理方法を理解する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ２〜Ｐ７２） 予習６０分 復習９０分 |
| 【8】 | 放射線取扱施設のまとめと確認試験：前半の講義内容の理解度を確認する | 講義 確認試験【１】〜【７】 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ６６〜Ｐ９ ３） 予習６０分 復習９０分 |
| 【9】 | 放射線管理区域の測定評価と確認試験の解説：放射線使用施設内における放射線量の測定方法とその評価方法について説明する 前回の確認試験の解説を行い講義内容を再確認する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ９６〜Ｐ１０５） 予習６０分 復習９０分 |
| 【10】 | 排気・排水設備の測定と評価：放射線使用施設の排気・排水設備の放射線汚染測定法とその評価法について説明する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１０６〜Ｐ１１４） 予習６０分 復習９０分 |
| 【11】 | 個人の管理（医学的管理）：放射線業務従事者の個人の被ばく管理のために必要な健康診断についてその方法と実施項目について説明する 医療被曝：医療における放射線被ばくについて説明しその低減法を理解する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１３１〜Ｐ１４０，Ｐ１６７〜Ｐ１７８） 予習６０分 復習９０分 |
| 【12】 | 個人の管理（物理的管理）：放射線業務従事者の個人の放射線被ばく確認用の個人線量計についてその原理と使用方法を説明する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１１５〜Ｐ１３０） 予習６０分 復習９０分 |
| 【13】 | 放射性廃棄物の処理：放射線使用施設で発生する放射性廃棄物の処理方法について説明する | 講義 | 授業の復習と次回の授業の予習（教科書Ｐ１４１〜Ｐ１５４） 予習６０分 復習９０分 |
| 【14】 | 関係法令：放射線障害防止法や医療法施行規則等の放射線関係の法令について説明する | 講義 | 授業の復習と放射線安全管理学の内容の再確認（教科書Ｐ１７９〜Ｐ２２３） 予習６０分 復習９０分 |
| 【15】 | 事故と対策（放射線事故発生後の対応について）：放射線事故に対する対策と事故後の対応方法等について説明する | 講義 | 教科書（Ｐ１５５〜Ｐ１６５） 原発事故の概要とその後の状況についての調査報告 予習６０分 復習９０分 |
| 評価方法 |
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| ・確認試験，期末試験と平常点で総合的に判断する ・配分割合：期末試験，確認試験結果８０％，平常点（国試対策模試の関係科目の結果及び受講態度等）２０％ |
| 教科書 |
| ・「放射線安全管理学」(放射線技術学シリーズ) 監修者 日本放射線技術学会 オーム社 ・「教員作成スライド」 ・「教員作成資料」 |
| 参考図書 |
| ・「放射線関係法規概説−医療分野も含めて」川井恵一著 通商産業研究社 |
| 備考 |
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| ・オフィスアワー：木曜日 １６：３０〜１８：００（佐藤研究室） ・昭和４９年４月から平成２１年３月まで徳島大学医学部附属病院放射線部にて勤務 |