徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    工業数学II (Applied Mathematics II)

科目番号10428担当教員名國本 崇単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
実験等で取得したデータに対して統計処理を施し、妥当性の検討や、様々な情報を抽出することが、基礎的な実験実習だけでなく、研究、論文作成の上で必要である。本講義では、統計の基礎知識の獲得を目指す。また様々な統計手法の適用について、事例に基づき身につける。
到達目標
①知識:確率分布、検定、分散分析、回帰分析(最小二乗法)に関する知識を習得する。
②関心:統計処理を他の科目で得られる実験データの解析に活用する。得られた知識を実験計画に活かす。
③技能:エクセル等の表計算ソフトを活用し、分散分析、回帰分析が行えるようになる
④思考:適切な検定、分析が何であるのか判断できるようになる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】統計の基礎(1):母集団と標本講義+アチーブメントテスト開始までに高校数学の復習をしておくこと
【2】統計の基礎(2):確率分布講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【3】統計の基礎(3):平均と分散講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【4】統計の基礎(4):相関講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【5】統計の基礎(5):誤差の伝播則講義+演習+小テスト教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【6】正規分布と関連する確率分布講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【7】母平均の区間推定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【8】母平均の検定講義+演習+小テスト教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【9】分散分析(1):変動、自由度、期待値の算出講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【10】分散分析(2):値付けとばらつきの推定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【11】分散分析(3):実験計画法講義+演習+小テスト教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【12】回帰分析(1):最小二乗法の基礎講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
講義内容の復習(1時間半)
【13】回帰分析(2):逆推定講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
講義内容の復習(1時間半)
【14】回帰分析(3):直線回帰でのばらつき(軸交点)講義+演習教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
時間中に指示した演習課題をレポート提出(1時間半)
【15】回帰分析(4):ブランク測定講義+演習+小テスト教科書および参考図書の該当箇所の予習(1時間半)
講義内容の復習(1時間半)
評価方法
演習課題のレポート(20%)と+小テストの合計(20%)および定期試験(60%)
教科書
分析・測定データの統計処理、田中秀之、朝倉書店(2014)
参考図書
生物・農学系のための統計学、平田勝彦ほか、朝倉書店(2017)
備考
演習課題は各時間の復習のために行うものであり、小テストのために必須である。

オフィスアワー(月火木金16:30〜17:00を基本とする・18号館3F3332)