徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    理論看護学特論

科目番号10433担当教員名金井 一薫(小南 きよみ)単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
理論看護学は、看護学を理論的にとらえ、その構造と成り立ちを明らかにするものである。
本講義では、ヘンダーソン看護理論とナイチンゲールKOMIケア理論を取り上げ、それぞれの理論構造を明らかにするプロセスを辿ることにより、理論生成の要件を明確に把握することを狙いとする。
到達目標
1. 態度(関心・意欲):看護実践を理論的に捉えることに関心をもつことができる。
2. 知識(理解): 関連する資料を検索し、文献を読み込む理解力がある。
3. 思考・判断: 理論的思考力をもって、実践の実相を捉えることができる。
4. 技能(表現): 思考過程を言葉で表現し、他者と意見交換ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】1回から3回:看護実践はいかに理論化できるか講義・ディスカッションシラバスに目を通し、自己の考えをまとめてみる(1時間)
【2】4回から6回:ヘンダーソン看護理論を構造化するプレゼンテーション・
ディスカッション
テーマに沿って各自まとめる(1時間)
【3】7回から9回:ナイチンゲールKOMIケア理論の構造と概要講義・ディスカッションテキストの予習と復習(1時間)
【4】10回から11回:ヘンダーソン看護理論とナイチンゲールKOMIケア理論の構造を比較し、相違点を明確にするディスカッションテーマに沿って各自まとめる(1時間)
【5】12回から13回:看護実践を理論化するとは?ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(1時間)
【6】14回から15回:理論を使って自己の実践を構造化するプレゼンテーション・
ディスカッション
テーマに沿って各自まとめる(1時間)
評価方法
評価方法:次の点を重視し、総合的に判断する。授業への取り組み姿勢(50%)レポート(50%)
     1.本科目の主旨を理解し、積極的に授業に参加し、自分の考えをまとめ発表することができた。
     2. 課題についてレポートにまとめることができた。
評価内容および結果については、面談とZoomミーティングにてフィードバックする。
教科書
教科書:1.金子道子編著:ヘンダーソン看護論と看護実践への応用、照林社.
2.金井 一薫著:実践を創る新・看護学原論、現代社. 
    3.その他、その都度提示する。
参考図書
備考
オフィスアワー:学生からメールで連絡があれば個別に応じ面談する。
看護臨床経験7年。看護教員歴は40年以上。