徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生物化学（Biochemistry)

科目番号10459担当教員名文谷　政憲単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
主要な生体分子(糖質,タンパク質,アミノ酸,脂質，核酸）の有機化学を学ぶ．講義の内容は教科書の例題や練習問題の演習．それらの解説は担当の学生が実施し，他の学生からの質問にも答える形式で進める．授業で用いた問題は次回の講義で小テストとして出題する.大学院入試や国家試験での問題も利用する．
到達目標
�｜亮院瞥�解）
　主要な生体分子の構造と性質を説明できる．
��態度（関心・意欲）
　自分の日々の生活と講義内容を関連づけて考える態度をもつ．
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　テキストの問題を回答することができる．
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　生体分子を構成する官能基の基本的な性質を説明できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】14章　生体分子：糖質��
１４・１　糖質の分類
１４・２　単糖の立体化学の記述
１４・３　D,L 糖
講義と演習（事前学修）教科書470〜477ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【2】14章　生体分子：糖質��
１４・４　アルドースの立体配置
１４・５　単糖の環状構造：ヘミアセタール生成
１４・６　単糖のアノマー：変旋光		講義と演習（事前学修）教科書477〜482ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【3】14章　生体分子：糖質��
１４・７　単糖の反応
１４・８　八つの必須単糖
１４・９　二糖		講義，演習，発表（事前学修）教科書482〜491ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【4】14章　生体分子：糖質��
１４・１０　多糖
１４・１１　細胞表面の糖質と糖質ワクチン
目で学ぶ化学		講義，演習，発表（事前学修）教科書491〜497ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【5】15章　生体分子：アミノ酸，ペプチド，タンパク質��
１５・１　アミノ酸の構造
１５・２　等電点		講義，演習，発表（事前学修）教科書503〜511ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【6】15章　生体分子：アミノ酸，ペプチド，タンパク質��
１５・３　ペプチドとタンパク質
１５・４　ペプチドの共有結合
１５・５　ペプチドの構造決定：アミノ酸分析
１５・６　ペプチドの配列決定：Edman分解		講義，演習，発表（事前学修）教科書512〜517ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【7】15章　生体分子：アミノ酸，ペプチド，タンパク質��
１５・７　ペプチド合成
１５・８　タンパク質の構造
１５・９　酵素と補酵素		講義，演習，発表（事前学修）教科書517〜526ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【8】15章　生体分子：アミノ酸，ペプチド，タンパク質��
１５・１０　酵素はどのようにして作用するか？クエン酸シンターゼ
まとめと重要語句
目で学ぶ化学		講義，演習，発表（事前学修）教科書526〜532ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【9】16章　生体分子：脂質と核酸��
１６・１　ワックス，脂肪，油
１６・２　せっけん
１６・３　リン脂質		講義，演習，発表（事前学修）教科書538〜546ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【10】16章　生体分子：脂質と核酸��
１６・４　ステロイド
１６・５　核酸とヌクレオチド
１６・６　DNAにおける塩基対形成：Watson-Crickモデル
１６・７　DNAの複製		講義，演習，発表（事前学修）教科書546〜556ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【11】16章　生体分子：脂質と核酸��
１６・８　　DNAの転写
１６・９　　RNAの翻訳：タンパク質の生合成
１６・１０　DNAの配列決定
１６・１１　ポリメラーゼ連鎖反応
まとめと重要語句
目で学ぶ化学		講義，演習，発表（事前学修）教科書556〜566ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【12】１７章　代謝経路の有機化学��
１７・１　代謝と生化学的エネルギーに関する概論		講義，演習，発表（事前学修）教科書571〜575ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【13】１７章　代謝経路の有機化学��
１７・２　脂質の異化作用：β酸化経路		講義，演習，発表（事前学修）教科書575〜580ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
【14】１７章　代謝経路の有機化学��
１７・　糖質の異化作用：解糖		講義，演習，発表（事前学修）教科書580〜584ページ（1時間半）
（事後学修）課題（1時間半）
【15】１７章　代謝経路の有機化学��
１７・４　クエン酸回路
１７・５　タンパク質の異化作用：アミノ基転移
１７・６　生物化学に関する結論
まとめと重要語句
目で学ぶ化学		講義，演習，発表（事前学修）教科書584〜593ページ（1時間半）
（事後学修）課題提出（1時間半）
評価方法
提出物(15%),定期試験(85%)
定期試験等に対する解答や解説は，授業時間やグーグルクラスルームを通じて行う．
教科書
・マクマリー有機化学概説　第7版　伊東ら訳　東京化学同人 （本体5,200円+税）
　　ISBN978-4-8079-0927-8
参考図書
・第4版(原書7版) マクマリー生物有機化学 [生化学編] 　菅原二三男　監修訳　　丸善
　　ISDN978-4-621-08771-8
備考
【オフィスアワー】月曜５講時　18号館 6階 3635室
　　　　　　　　　これ以外の時間でも在室時は可能な限り対応します．

実務経験なし