徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    英語学概論�� (Introduction to English Linguistics II)

科目番号10471担当教員名篠田　裕単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年〜
授業概要
最近注目されている認知言語学の考えを概説した後、その観点から日本語と英語を比較対照してそれぞれの特徴を概観してみたい。
問題意識をもってもらうために、予習として簡単な課題を出す。復習はしっかりとしてほしい。
グループワークを行う。まず自分で考え、それをグループ内で議論したり、まとめたりすることを学ぶ。
その上で、他のグループの人に向けて、わかりやすく発表することを意識する。
前期同様、科学的・論理的に考えることも重視する。
一般に英語学で用いられている場合は、特に訳さずに英語の用語を用いることがあるが、意味は説明するので、慣れるようにしてほしい。
到達目標
知識：認知言語学の基本的な考え方を述べることができる。日本語と英語の相違が説明できる。
態度：人やネットに頼らず、自ら進んで考えられる。グループ内で適切にコミュニケートできる。
技能：考えたことをわかりやすく表現できる。
思考・判断：科学的・論理的に考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入：認知言語学とは授業内容・授業方針を説明する。　
【2】認知言語学の基本的な考え方（１）：認知とカテゴリー講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【3】認知言語学の基本的な考え方（２）：プロトタイプ講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【4】認知言語学の基本的な考え方（３）：スキーマとイメージ・スキーマ講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【5】認知言語学の基本的な考え方（４）：メタファー講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【6】認知言語学の基本的な考え方（５）：メトニミー講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【7】認知言語学の基本的な考え方（６）：シネクドキープロトタイプとスキーマ講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【8】認知言語学の基本的な考え方（７）：言語記号の恣意性とオノマトペ講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【9】認知言語学の基本的な考え方（８）：類像性と構文の意味講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【10】認知言語学の基本的な考え方（９）：図と地講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【11】認知言語学の基本的な考え方（１０）：視点と視線講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【12】認知言語学の基本的な考え方（１１）：視野と受動態講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【13】英語と日本語の特徴（１）：するvsなる、ものvsこと講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【14】英語と日本語の特徴（２）：コンテクスト自立vs依存講義およびグループ学習。問題を考えながら、議論を進めていく。予習課題と復習（3時間）
【15】まとめポイントをおさらいし、授業を総括する。　
評価方法
基本的には期末の課題が100%の予定だが、出席を重視するので、予習の課題を提出しない場合や著しくいい加減な場合は欠席扱いにすることがある。
教科書
なし。適宜プリントを用いる。
参考図書
特になし。
備考
オフィスアワー：金曜日２講時 研究棟(７号館)５階研究室